京都文教短期大学

活動報告・得られた成果

これまでの主な取組

●入学前教育説明会

本学では、入学前の期間をこれから大学生として主体的・能動的に学ぶ意欲を育む貴重な時間と位置づけています。毎年12月に入学前教育説明会を実施し、ここから入学前教育(課題学習)がスタートします。説明会では、入学前教育の意義、課題学習の主旨や、入学後、大学の授業の進め方や基本となる受講態度などのポイントを説明します。
当日は、引き続き社会人キャリア力育成アセスメントおよび学科別説明会を行っています。社会人キャリア力育成アセスメントでは、社会人として必要な「社会人基礎力(就業基礎力)」や「社会常識力」について自己評価と客観的評価を査定し、学生自身に「気づき」を促します。これは、自己確認のうえで今後の学習成果目標を明確にするために全学年を通し実施するものです。
学生一人ひとりの能力の把握とともに、結果分析を大学教育の充実・改善に役立てていきます。

●就業力育成セミナー/実務家講座

社会の第一線で活躍する方を講師として招聘し、就業力育成セミナーを開催。これは、職業人の経験や考えを聞くことで自立心や職業観を育み、そして就業力を高めることを目的としたものです。セミナーは、働くことの意義ややりがい、企業が求める人材といった話から、社会人として活躍するためのノウハウまで幅広い内容で行われました。

セミナー一覧
  講師 テーマ
第1回 株式会社ウィズネス
代表取締役 本田妃世氏
「あなたが今から準備すべきことは?」
第2回 人材育成コンサルタント
水谷伊久子氏
「感じの良さ!は最重要課題:好感度対応力育成講座」
第3回 株式会社HONKI
代表取締役 石川朋之氏
「思いを形にする」
第4回 株式会社永楽屋代
表取締役社長
十四代 細辻伊兵衛氏
「就業力を高める」
第5回 株式会社千總
代表取締役社長 仲田保司氏
「企業が望む人材はこれだ!」
第6回 京都サンダー株式会社
専務取締役 天親恭子氏
「社会人への第一歩 ―夢と希望を持って―」
第7回 株式会社クエステトラ
代表執行役 今村元一氏
「情報収集力」

●学習支援体制

2年間を通し就業力を培うため各種正課外講座を開講しています。今年度は、のべ1,875名※(学生数880名)の学生が受講し、各自の学習目標(資格取得、文章力アップ)にあわせ、授業外学習に努めました。

就業の土台「基礎学力の強化」
対象 内容
食物栄養学科 なんでも相談会(年間) 1回生 計算力・化学基礎講座
    生化学前期試験対策講座
    個別学習支援
2回生 栄養士実力認定試験対策講座
全学生 文章表現個別指導(年間) 正課科目、キャリア関連正課外活動と
連携した文章表現指導
実務をプロに学ぶ「資格取得対策講座」
対象 内容
全学生 販売士(販売士養成講習会)
簿記(日商簿記3級検定対策講座)
メンタルヘルスマネジメントⅢ種対策講座
2回生 メンタルヘルスマネジメント講演会

※教育研究支援課ではその他多数の支援講座(パソコン、一般常識マナー、
応急手当等)を開講しています(受講者数のべ533名)。

●学外実習対応ソーシャルマナー講習会

幼児教育学科学生の学外実習は、1回生10月『施設実習』から開始されます。学生は最初の現場体験(学外実習)を目前に、実習期間中においても現場で求められる社会人(保育者)としての基本的なマナーを徹底した演習形式のなかで学びます。

●実務家による専門教育/『保育・教職実践演習(幼稚園)』

幼児教育学科2回生開講科目『保育・教職実践演習(幼稚園)』では、学内外連携により、外部実務家による実学的専門教育を実施し、今年度は教材研究の一環として「カプラ」を使用した遊びをプロから学ぶワークショップを開催しました。細長い木片でできた造形遊具「カプラ」は、積み重ねたり組み合わせることにより、さまざまな動物、建物などを造形することができます。保育現場では遊具として昨今普及し始めているものです。
ワークショップは2回にわたり実施され、初回、学生は実際にカプラで簡単な造形物をつくりながら「積み上げる」「つなぐ」といった基礎技術を身につけました。技術を学ぶとともに完成したときの達成感、壊れたときの残念な気持ち、そしてその気持ちを切り替え、再度チャレンジするときの心の動きなどを体験し、幼児の心を育む造形活動の重要性を再認識しました。第2回ワークショップでは、応用編としてカプラでキリンや壁をつくり、保育現場で活用できる高いレベルの技術を養いました。

2012年度 本学キャリア教育の展開

2012年度より『仕事体験実習』を新しく開講します。本科目は、学生が「入学前教育」「初年次教育(初年次演習、キャリア形成論など)」「リメディアル教育」の一連のプログラムで積み重ねた人間関係形成能力(コミュニケーション能力)、情報活用能力、意思決定能力、将来設計能力を実社会で主体的にアウトプットしていくための総合力を培う場となります。PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)教育を実践し、企業より提示された課題に対してグループワークにおいて企画を構築し、企業へのプレゼンテーションを行います。実務家の直接指導により、“仕事をする”ことを肌で感じ取ることで、自分の考えを見つめ直し、自らの就業基礎力、社会的マナーの到達度、就業への関心度を自己確認します。さらに伸ばしたい力や克服すべき弱点に気づき、意識の向上と就業力レベルアップをはかります。