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Vol.7 魂、そしてインターネット。マルチな高石先生に文教の院生がインタビューを行ってきました。

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● バランスをとって生きていく

高石:
変な奴だからこそ、面白いし、インパクトがあることを言えるんだけど、残念ながら僕自身はものすごく普通の人だと思います。バランス感覚で生きているようなところがあるから。良い人のふりしながら、悪いことしてるとかね(笑)。全体のバランスをとりながら生きてるから、“普通”やなと思う。カウンセラーって、みんなある種の“偏り”を持っていて、必ずしも世の中に適応できる人になっていってないでしょ?どっちかって言うと、どんどん不適応になっていくんじゃないかな?僕はかなり早い段階で、自分には無理と思った。だから平凡なカウンセラー。
院生:
どうしてですか?
高石:
こだわらないもん。人が同じ方向向いたらいけないと思う方だから、バランス取るほうに走るね。だいたい疑う方です。信用しきらない。ユング?フロイト?みたいな感じでやっていると、どうしてもバランス取ってしまう。
院生:
高石先生に近い同じバランスとるような臨床家、この人いいなと思った方は誰ですか?
高石:
翻訳したマリオ・ヤコービかな。彼はユンギアンの中で、フロイディアンと橋かけしようとした人。ユンギアンの中では、評判悪いですよ。フロイト、クライン、ウィニコットも勉強しろといっているわけだから。でも色んなものに興味を持って、自分のスタンスは持ちながらも橋かけていく感じが素敵。こういう人について勉強したいと思って翻訳もしたし、それを手土産に分析を受けに行った。実際に会ってみて、歳とったら、こういうじいちゃんになれたら良いなっていう感じ。その意味では絶対視、神格化しているわけではないけどね。
院生:
どうもいろいろありがとうございました。
高石:
いえいえ、こちらこそ。いっぱい喋れて良かった、ありがとう。
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