千年にわたって豊かな歴史と文化を育んできた京都、宇治の地に京都文教大学大学院はあります。人間学部と臨床心理学部の二学部に、文化人類学科、現代社会学科、臨床心理学科の三学科を擁しています。いずれも人間について探求し、時代と社会に深くつながった教育と研究に携わっています。これらの領域をさらに深く研究し、専門的な知識と実践的な技法を専門家として身につけるために存在しているのが、本学の大学院です。
臨床心理学研究科は、心理臨床の専門家を育成する専門機関として発足しました。大学院専用の研究室を備え、日本有数の充実した教員スタッフのもと、専門的な知識を学び、教養を身につけます。心理臨床センターでは、実際の相談事例を担当しながら、実践的な訓練を受けます。また、研究面では2004年には、日本で初の博士(臨床心理学)が誕生しています。心理臨床の第一線で活躍する教員と、若い研究者・実践家との知的交流を繰り広げることで、本学ならではの臨床心理学の学びと研究を展開しています。日本の臨床心理学の学問的な拠点として、また中心的な心理臨床教育の拠点となるように日ごろ活動しています。
文化人類学研究科は、地元宇治市をはじめ、日本の各地や世界の様々な国や地域を対象にしてフィールドワークによって研究を進める専門教育・研究の機関です。研究者としての学びを深められる多彩なフィールド、オセアニア、東南アジア、インド、アフリカなどで、豊かな経験をもつ研究者である教員が大学院生の指導に当たっています。現代社会に新しい価値を見出し、活動の場を創造する人材の育成をめざしています。若い意欲的な人たちが魅力的な学問である文化人類学を志し、このキャンパスで専門家としての学びを深められることを期待しています。
両研究科とも、わが国で最高水準の研究・教育環境を用意してみなさんをお待ちしております。