大学の紹介

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文部科学省平成24年度
「産業界のニーズに対応した
教育改善・充実体制整備事業」
に連携校として採択

京都文教大学は平成24年度文部科学省が実施する「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に滋賀県・京都府・奈良県の16大学のグループで申請し、採択されました。
これは、16大学と地元の企業や経済団体、地域の団体や自治体とが産学協働のための連携会議を設置し、地域産業界のニーズに対応した人材の育成の充実を図る取組として、平成26年度まで国が支援する事業です。

滋京奈地域産学協働連携協議会

取組名称 滋京奈地区を中心とした地域社会の発展を担う人材育成
連携校名
(16大学)

幹事校:京都産業大学

滋賀大学、奈良女子大学、滋賀県立大学、京都府立大学、奈良県立大学、聖泉大学、長浜バイオ大学、京都外国語大学、京都学園大学、京都ノートルダム女子大学、京都文教大学、龍谷大学、帝塚山大学、天理大学、奈良佐保短期大学
連携団体 滋賀経済産業協会、滋賀県中小企業家同友会、京都経営者協会、京都商工会議所、京都経済同友会、奈良経済産業協会、奈良商工会議所
広域推進団体 近畿経済産業局、関西経済連合会、関西広域連合

平成24年度「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」文部科学省リンク

文部科学省

取組の目的

グループを作る滋京奈地域の大学で課題となっている大学教育改善に対応し、地域社会の発展を担う人材を育成するために産業界等と大学グループとで相乗効果を狙った連携体制を組み、教育改善、体制整備をすることを目的としています。また、大学グループで共通する課題をもとに4つの取組テーマで部会を設定しています。

京都文教大学はその中でも下記3つの部会に所属し、取組を推進しています。

大学グループにおける取組テーマの内容

テーマ部会A 地域連携における発展型
インターンシップ
京都文教大学、京都外国語大学、京都産業大学、龍谷大学、天理大学、奈良県立大学
テーマ部会B PBLを契機とした主体的な学びの確立 京都文教大学、滋賀大学、長浜バイオ大学、聖泉大学、京都産業大学、京都ノートルダム女子大学
テーマ部会C キャリア形成カリキュラムの質的改善 奈良女子大学、京都府立大学、京都学園大学、京都ノートルダム女子大学、奈良県立大学、帝塚山大学、天理大学
テーマ部会D 産業界等との連携ならびに実施推進体制 京都文教大学、京都産業大学、滋賀大学、滋賀県立大学、聖泉大学、京都外国語大学、奈良女子大学、奈良佐保短期大学

滋京奈地域産学協働連携協議会

滋京奈地域産学協働連携協議会

滋京奈地域産学協働連携協議会
フィードバック体制

滋京奈地域産学協働連携協議会が評価主体となり、産業界等と大学双方の観点から客観的に評価できる体制を構築しています。

評価体制

  • (1) 京都文教大学が年度末に自校の取組について自己評価し、評価結果を連携大学と共有し、翌年度の更なる教育改善・充実に役立てます。
  • (2) 年度末に実施する京都文教大学自校の評価結果を所属している各部会でも共有し、翌年度の更なる教育改善・充実に役立てます。
  • (3) この事業の実施効果については、平成25年9月に中間評価を実施し、今後の連携体制に役立てると共に、事業終了後にも評価を実施し、産業界ニーズに対応した教育体制の更なる改善や充実につなげていきます。

京都文教大学の実施体制

京都文教大学の実施体制

学長 平岡聡から一言

本学は1996(平成8)年開学という浅い歴史に加え、小規模大学でありながら、これまで数多くのGPを獲得してきた。その数、何と6つ。個性派ぞろいの教員、職員が顔を揃える本学ならではである。
その中でも、最初に獲得したGPが「特色ある大学教育支援プログラム」であり、ここで育ったプロジェクト活動が平成22年度の全学共通カリキュラムの全面改定に伴い、現場実践教育科目群の中のプロジェクト科目として正課化された。そしてこの正課化を受けて獲得したのが、「大学生の就業力支援事業」である。残念ながらこのGPはあえなく2年で終了となったが、これを引き継いだGPがこの「産業界ニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」なのである。
こうして振り返ると、「プロジェクト活動→現場実践教育科目→就業力→産業界ニーズ」という流れで、このGPに行き着いたことがわかるが、臨床心理学科と文化人類学科というユニークな学科構成でスタートした本学は、もともと「現場」教育の実践を旗印に掲げてきたのであるから、この流れも当然といえば当然といえよう。
この事業の実施体制は、教員組織としての産学協働教育推進委員会が主体となり、それを事務組織として教務課を中心に就職進路課とフィールドリサーチオフィスが支える。大学間連携事業である本GPには4つの部会があるが、本学はその中の3つに参加しているので、それらに対応するワーキンググループを本委員会の中に設け、その運営に当たっている。
部会Aはインターンシップに関するもので、本学では国内インターンシップと海外インターンシップのそれぞれにおいて、特色あるインターンシップを企画中である。部会BはPBL 型教育に関するもので、現場実践教育科目群の中のプロジェクト科目の充実に向けて取り組んでいる。部会Dは産業界等との連携に関するもので、全部会のプラットフォームとして機能しているが、本事業は大学と企業との連携強化を通じ、産業界のニーズに対応した教育改善を推進することになっている。
いかなる事業も大学で展開する限り、それは教育改善に繋がっていなければならない。この事業を通じて、本学学生の学士力と社会人基礎力が涵養され、一人でも多くの学生が納得する進路を見つけ、本学で学んでよかったと感じてくれることを願ってやまない。

京都文教大学の取組内容

部会A「地域連携における発展型インターンシップ」に関しての取組

国内インターンシップ 大学コンソーシアム京都が実施するインターンシッププログラムに参加しています。
2回生、3回生が積極的に企業や地方自治体などのインターンシップに参加しています。
海外インターンシップ 多くの企業や団体の協力を得て、近年発展が著しいアジア諸国へのインターンシップを実施しています。学生は語学だけではなく、海外の経済や産業を体感し、実り多きものとなっています。

部会B「PBLを契機とした主体的な学びの確立」に関しての取組

京都文教大学には学生が主体的に学ぶ「現場実践教育科目群」という授業があります。
その中でも「プロジェクト科目」については、PBL(Project Based Learning)型の手法を取り入れ、課題発見→課題解決→アウトプットという流れの中で、社会の現場のニーズを知ることを目指します。また、学生はプロジェクト科目で学んだ経験を、専門科目の学習や卒業論文に生かしています。
また、学期の終わりには合同成果発表会を開催し、各プロジェクト科目の成果を学内で共有しています。

部会D「産業界等との連携ならびに実施推進体制」に関しての取組

京都文教大学では、京都中小企業家同友会会員企業等の社員の方に協力を依頼し、コンピテンシー等の能力把握テストを実施しました。
また、京都文教大学の学生も同様のテストを受験し、京都中小企業家同友会会員企業等の社員の方と学生との能力のギャップを測ることで、学内の教育改善を目指しています。

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