京都文教によろしく!(6) 保育士をめざすなら心理学も学べる保育福祉心理コースへ

ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

保育士をめざす人に心理学が必要な理由

保育✕心理のチカラ1

子どものこころに寄り添い、成長を支えるチカラになる

保育の対象は、0歳児から小学校就学前までの乳幼児です。まだ言葉を持たず、泣くことで気持ちを伝えることが多い乳児とのコミュニケーションには、そのこころの成長の仕組みを理解する心理学がとても役立ちます。年齢や発達段階に合ったコミュニケーションの取り方を学び、子どもの健やかな成長を支えます。

例えば、こんな授業で…子ども学

子どものこころの発達や心理的な問題に関する基本的な知識を学び、子どもの内面性について理解を深めます。胎児の記憶の仕組みや成長とともに変化する世界の見え方の違いなど、心理学の知識のなかには保育士として子どもと関わる際に役立つものがたくさんあります。心理学の視点から子どもについて考察し、子どもと真摯に向き合い、「共感的」に子どもを理解し援助できる力を身につけます。

例えば、こんな授業で…保育の心理学

乳幼児期、児童期、青年期など、時期ごとの心身の発達と保育の実践方法について学びます。例えば、子どもの心身の発達には、他者との関わりや遊びを通した学び・経験が重要です。子どもの身体的な発達とこころの成長とのつながりを理解するとともに、保育の現場で子どもたちの成長を支える方法についても学んでいきます。

保育✕心理のチカラ2

保護者の気持ちを理解して、子育てを支援するチカラになる

子育ての方法や子どもの成長について不安を抱える保護者も少なくありません。保育士はそんな保護者の方にとって身近な相談相手です。保育の現場で日々のコミュニケーションのなかに、心理学のカウンセリングのスキルや傾聴の姿勢を活かすことは、保護者の方々との信頼関係を構築し、保護者の方々が抱える問題の解決の手助けに大変役立ちます。

例えば、こんな授業で…相談援助

保育士は、保護者から子育ての悩みを相談されることもめずらしくありません。そうした場面で保護者の方の力になれる保育士になるために、「相談援助」の方法を学びます。相手の話に耳を傾け、こころに寄り添う心理学の「傾聴」の姿勢や「カウンセリング」の手法も活かすことができます。他者が他者のことを受け止め、サポートするということはどのようなことなのかについて深く考えていきます。

例えば、こんな授業で…家族臨床心理学

子どもの成長や発育には、家庭環境が影響していることも少なくありません。また、子どもの問題行動がさらに家族関係を複雑化するなど、悪循環も。家族という広い視点から子どもの成長を捉え、保護者の方々と一緒に子育てについて考えることも保育士の重要な仕事です。

保育✕心理のチカラ3

保育の現場で、状況に応じて柔軟に対応できるチカラになる

こころの仕組みや成長に関する知識、さらにはカウンセリングやコーチングのスキル、さまざまな心理療法の手法などについて学び実践していく心理学には、人間そのものへの理解を深める重要なヒントがたくさんあります。こうした心理学の専門知識と保育に関する専門知識をバランスよく学ぶことで、子育て支援のプロとしてよりよい支援をしていく力になります。

例えば、こんな授業で…自律訓練法

自律訓練とは、セルフコントロール法のひとつです。簡単なエクササイズに取り組んで体の緊張をほぐすことで、こころを落ち着かせる心理効果を体感します。自分自身のこころを落ち着かせる訓練は、保育の現場で冷静に状況を把握して的確に対応していくための手助けとなるでしょう。

例えば、こんな授業で…グループアプローチ

1泊2日の合宿で、グループでの共同作業やグループセラピーなどの心理療法を体験するほか、フィンガーペインティングや粘土による表現活動などに取り組みます。心理学の実践的な学びと合宿での共同生活を通して、コミュニケーション力を鍛え、保育士に求められる自主性と協調性の両面を磨きます。

学生インタビュー

教育福祉心理学科 学び方

保育、福祉、心理の専門知識を
実践に活かせる保育士をめざしています。

保育士になりたいという夢と心理学への興味があり、その両方を満たせる学びの環境にひかれてこのコースを選びました。1回生の春には保育園を見学する授業があり、子どもたちと遊んだり、保育士の方にお話を伺うなかで将来の夢をめざす気持ちがさらに強くなりました。また心理学に関する授業では、音楽療法や心理実験の基本的な技法を体験しながら学べるのが楽しいです。障がい児保育の分野にも興味があるので、保育と福祉、心理の学びを深めて、保育の現場で活かせる実践力を磨いていきたいと思います。

教員メッセージ

保育現場での経験豊富な教員陣が、
あなたの学びをサポートします!

  • 柴田 長生 教授
  • 松井 愛奈 准教授
  • 島田 香 講師
  • 堀内 詩子 助教

本学には、保育士や福祉職の公務員など、保育や福祉での豊富な現場経験を有する職員が揃っています。子どもやその保護者と関わるなかで実際に経験したことをもとに、保育・福祉の現場でどのような力が求められるのかを授業で指導します。
また、充実した教員陣の指導のもと、1回生時から少人数制のゼミがスタート!保育の基本的な知識に加え、保育の現場を知り、保育のプロとして柔軟に対応できる力を磨きます。

他にも多くの先生が、あなたの夢の実現を応援します。

教育福祉心理学科 教員紹介はこちら

京都文教大学は、保育士をめざして
実践的に学べる機会が充実しています!

「子育て支援室」などで、地域の親子と関わりながら学べる!

キャンパス内には、子育て支援室“ぶんきょうにこにこルーム”が併設されており、地元の槇島や向島を中心に宇治市内や京都市内などからたくさんの親子が訪れます。キャンパスには子どもの元気な声が響くことも。学生は、子育て支援室で子どもと触れ合うボランティアに参加することもでき、地域にひらかれたキャンパスで、保育を身近に感じながら学ぶことができます。

児童館と連携した体験交流ができる!

1回生の「基礎演習」では、地域児童館の親子やスタッフを京都文教大学にお招きし、昼食と遊びをともに過ごす体験交流を実施しています。保育士をめざす学生が、たくさんの親子と初めて関わる体験実習です。

学生による「保育ルーム」の設置

学内イベントの際には外部から来られた親子のために、学生が運営する「保育ルーム」を設けることがあります。保護者の方から「お子様」をお預かりし、責任を持って子どもたちを保育する体験は、やがてプロになる学生にとって貴重な経験となっています。

さらに資格取得や実習の支援に特化した
「サポートセンター」があって安心!

1〜2回生からの保育士資格に関する相談を実施しています。また、保育所実習・社会福祉施設実習に向けた事前指導から、実習参加を経て事後指導に至るまで、一貫して保育実習に関するあらゆる相談に応じます。さらに、保育指導計画の作成など、実習に関して学生が行うべきさまざまな学習・作業などについて、教員とともに具体的な助言指導を行い、学生の学びを助けます。

【京都文教大学 教育福祉心理学科 保育福祉心理コースで取得できる資格・めざせる資格】

保育士
発達心理学をはじめ心理学の幅広い知識やカウンセリングマインドを活かして、子どもや保護者のこころに寄り添える保育士をめざします。教育福祉心理学科保育コースの定められた科目の単位を取得することで、卒業時に保育士資格を取得できます。
臨床心理士
臨床心理士は病院や学校、福祉施設、産業、司法の領域でカウンセリングをはじめとした専門業務を行います。臨床心理士の資格試験を受けるには大学院を修了する必要があります。本学大学院の臨床心理学研究科は課程外の実務経験なしで受験できる「第1 種指定大学院」です。
社会福祉主事任用資格
社会福祉主事は、福祉事務所のケースワーカー(現業員)として任用される者に要求される資格です。また、社会福祉施設職員等の資格基準にも準用されています。本学の所定の科目を履修することで得られます。