あーゆす1号3頁

私 の す す め る 3 冊
専任講師  金 井 朋 子 
1 『日本昔話百選』 稲田浩二, 和子 編著 / 三省堂
きらきらと瞳を輝かせ、幼な心をおどらせる『むかし』ってどんな話のことだろう。そこは、驚くほどの魔法の世界であり、美味しい食べ物にみちた世界であり「日本の心」があり「無数の語り手の笑い声や、語り継いできた無名の祖先たちの思いや、採話した人々の汗がにじんでいる」のが伝わってきます。
2 『野にありて目耳すます』 姫田忠義対談集[1][2] / はる書房
『自然との深いつながりをもつ庶民の生活と生活文化を記録』し続ける、日本でも希有のそして、世界でも注目されている映像民族学者・姫田忠義と民族学、文化人類学、哲学、史学、農学などの各分野の第一人者との、含蓄深いまた多岐にわたる対談集。
3 『ふゆめがっしょうだん』 冨成忠夫, 茨木透 写真 ; 長新太 文 / 福音館書店
優れた精緻なカメラと高度な技術を身につけたカメラマンが冬枯れの林や庭で、葉の落ちた後の葉柄を撮影したとき、そのレンズの向こうには、冬の芽がまるで、まぎれもなく幼児の描いた顔さながらの表情をしてうたっているのです。
科学知と神話的叡知が見事に融合しているとさえ思える、希有な素晴らしい絵本。

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