第44集(2005)目次

標 題 著者名
論文
女子学生における生活習慣改善を通した健康づくりの取り組み(第2報) 池田順子・福田小百合・
河本直樹・森井秀樹・
村上俊男
(1)
臨床教育学における「知」のデザイン 大久保 智 (12)
男女大学生の食生活の現状と食教育について 坂本裕子・上山恵子 (23)
障害者福祉教育の課題(W) 石野美也子 (31)
万物皆命あり・万物皆心あり(一)−幼児期からの〈いのち〉と〈こころ〉の教育− 照屋敏勝 (39)
「家庭が抱えるジレンマについて考える授業の可能性」 中島千恵 (51)
幼稚園における遊びの再考−「砂遊び」の解釈学的アプローチ(V)− 福西憲太郎 (60)
子育てサークル参加者にみる大人の発達 吉本朋子 (70)
小学校課程における言語表現授業の一考察−「聞く」力,「話す」力を育てるには− 千古利恵子・中條敦仁 (76)
プレゼンテーション演習Tグループ発表成果報告−高校生から20代の流行− 中條敦仁 (84)
研究ノート
シェイクスピア研究ノート(1)シェイクスピアは誰について 伊藤和男 (92)
執筆者一覧 (97)
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女子学生における生活習慣改善を通した健康づくりの取り組み(第2報)
池田 順子・福田 小百合・河本 直樹・森井 秀樹・村上 俊男
要 旨 : 健康な青年を対象(指導群203人、対照群95人)として、生活習慣改善を通した健康増進のための取り組みに対象者が主体的に関わる方法(生活習慣改善を自分で計画、実行、自己評価しながら取り組む)を、1回生10月から2回生1月迄の16ヶ月間で検討した。3回(@指導開始前、A指導終了時、B終了7ヶ月後)の調査から算出した食生活指標と健康指標の推移のパターンを2群間で比較した結果、指導群で食生活、健康状況に改善の傾向が認められ、指導群での取り組み方法が栄養教育の方法として有用である可能性が見いだせた。
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臨床教育学における「知」のデザイン
大久保 智
要 旨 : 人が人を知るとはどういうことだろうか。臨床の場におけるそのような知の機能、知の地平のデザインを意図したものである。従来の科学の知では対応し切れない「境界例」の出現など、臨床の場における知のあり方、本質の問い直しの必要性が緊急に迫られている。そこで本拙論では、従来の科学の知を批判的に論じることにより、知のゆらぎを浮き彫りにし、科学の知とは異質な知の可能性を、正木正の教育的叡知、皆藤章の存在の知、そして中村雄二郎の臨床の知にたどりながらデザインした。本拙論の最後に触れ引用もしたが、今必要なのは分析する冷ややかな知とは対照的な熱き知であり、自分が人を「知るということは、自分がガラッっと変わること」なのである。
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男女大学生の食生活の現状と食教育について
坂本 裕子・上山 恵子
要 旨 : 食の重要性が認識され、早期からの食育の取組みが始まっている。そこで過去に行われた食教育の現状を把握し、食教育が学生の生活に反映されているかどうかについて、2004年秋に男女大学生を対象に調査を行った。男女間の食育効果に違いが見られ、男子学生では役立っていると認識している者も実際の食行動には反映されていなかった。生活様式や意識が多様化している現在、性差を越えて教育効果の高まる実践が望まれる。
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障害者福祉教育の課題(W)
石野 美也子
要 旨 : 学生のアンケートを中心に「実習」と「体験」という異なる教育プログラムの効果と障害理解の段階について考察。「実習」と「体験」のちがいを考察し、それらが学生の障害理解の段階に与える「ゆらぎ」の意味について分析した。
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万物皆命あり・万物皆心あり(一)−幼児期からの〈いのち〉と〈こころ〉の教育−
照屋 敏勝
要 旨 : アジア・太平洋戦争が「敗戦」で終結してから60年が経過する。戦争と原爆によって日本だけでも300万人あまりが犠牲となった。この機会に、幼児期からの〈いのち〉と〈こころ〉の教育の問題を2回に分けて考えてみることにする。1回目は〈いのち〉についてである。〈いのち〉を考える8つの視点と〈いのち〉の教育をとりあげる。
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「家庭が抱えるジレンマについて考える授業の可能性」
中島 千恵
要 旨 : 我が国の学校教育の全段階で家庭におけるジレンマについて考え、自らを守り、必要な援助を得るための情報や知識を獲得し、生きる力をはぐくむ教育を行う可能性を検討する。
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幼稚園における遊びの再考−「砂遊び」の解釈学的アプローチ(V)−
福西 憲太郎
要 旨 : 本稿の目的は、砂遊びと称する活動を、解釈学の基本概念に依拠しつつ、子供の人間的成長に向けて、その生の構造を理解していくことにある。予め砂遊びに付与された教育的価値、意味に還元することなく、子供と砂との関わりの中で現象する行動、存在様態の記述を問い直し、この遊びを遊ぶ子供にとってその存在的意味とは何かを論究するための事例研究である。
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子育てサークル参加者にみる大人の発達
吉本 朋子
要 旨 : 子育て経験でもあり、ある種の組織への社会参加経験でもある「子育てサークル」の活動を、大人が発達する場として捉えられるか。この問題意識に基づき、現在子育てサークルに参加している親の、子育てサークルへの参加のしかたとこれまでのライフコースとのつながりを検討し、「大人の発達」の過程を探った。
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小学校課程における言語表現授業の一考察−「聞く」力,「話す」力を育てるには−
千古 利恵子・中條 敦仁
要 旨 : 教育現場において、コミュニケーション能力の低下が問題になっているが、なぜか。その原因を小学校課程教科「国語」の目標をふまえながら、「聞く」力「話す」力を向上させる方法を提示しつつ考察する。
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プレゼンテーション演習Tグループ発表成果報告−高校生から20代の流行−
中條 敦仁
要 旨 : 「プレゼンテーション演習T」での発表結果の報告。「高校生から20代」が流行をどのように把握しているか調査し、その結果をふまえ、学生各自が分析している。
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シェイクスピア研究ノート(1)シェイクスピアは誰について
伊藤 和男
要 旨 : シェイクスピアの生涯作品にまつわる謎について、オクスフォード伯、ダービー伯などを中心に、いくつかの作品を考察することにより述べてみた。シェイクスピア研究ノートの序章である。
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