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同時協力(どうじきょうりょく)
仏教では、社会生活を送る上で欠くことのできない教えとして、四摂法という4つの教えを示しています。簡単に説明すると、教えや財を施す布施、親愛な言葉をかける愛護あらゆる行為によって利益を与える利行、社会的な活動をともにする同事の4つです。
10月は運動会の練習も始まります。子ども同士で協力し合って競技に参加することも、自分が競技に参加していない時にも「がんばれ!」と声を合わせて応援することもまた、「同事協力」の精神を学ぶ経験となります。子ども達には、心をひとつに合わせ助け合い物事を成し遂げる喜びを身に付けていってほしいと願っています。
■3歳児
- ☆過ごしやすい日も増え、戸外で体を動かす遊びを楽しむ。
- ☆気の合う友達と一緒に遊ぶことを喜ぶが、気に入らないことがあったり、遊具の取り合いなどからケンカになることがある。
■4歳児
- ☆作品展での活動がきっかけで、ものを造ったり、絵を描いたりする事への興味が深まり遊びに必要なを工夫して造ろうとする事が増える。
- ☆友達とのかかわりが活発になり自分の思いを出しながら遊ぶ。その反面、イメージのくい違いからトラブルになることがある。
■5歳児
- ☆さまざまな活動に取り組む中で自分の頑張りを認められ、自信や満足感を持ったり、友達から刺激を受け、やってみようという意欲をもって、参加するようになる。
- ☆友達と一緒に共通の目的に向かって、継続的に遊びを楽しめるようになる。
■3歳児
- ☆友達と一緒にいろいろな運動遊びをする中で、遊びの約束やルールに気付いて楽しく遊ぶ。
- ☆戸外遊びを通して、虫探しや木の実拾いなど秋の自然に親しむ。
■4歳児
- ☆感じたことや考えたことを伝えながら、友達とのかかわりを楽しむ。
- ☆色々な運動を友達と喜んで行うと共に、集団の決まりを守る。
- ☆秋の自然(虫・木の実など)に親しみ自分からかかわろうとする。
■5歳児
- ☆ルールのある遊びを自分たちで進め、いろいろな運動遊びに意欲的に取り組む。
- ☆秋の自然を感じ、自然物を遊びに取り入れて楽しむ。