臨床心理学部
ビジネス・
経営心理コース
企業や職場で重要視されるメンタルヘルスや
組織の力を引き出すチーム作りと「こころ」の関係を学ぶ。
感情や思考、人間関係はビジネス・経営に関わる行動や判断に深く関わっています。企業やチームをよりよくするためのリーダーシップのあり方、働く人のメンタルヘルスの維持・促進、組織を活性化させるために必要なマネジメントの手法など、社会で活かせる知識・経験を身につけます。
コースの学びと経験は、幅広い分野で活かすことができます。
例えば・・・
進路の方向性
- ●一般企業
人事、労務、商品企画、広報、宣伝、広告、販売など - ●公務員(心理職)
法務教官、矯正心理専門職、保護観察官、家庭裁判所調査官、地方公務員(心理職・福祉職) - ●公認心理師・臨床心理士 資格取得(大学院進学)
医療・福祉・教育・産業・司法などの分野で専門職
- ●医療・福祉施設等
病院・児童養護施設、児童館、特別養護老人ホーム、知的障害者厚生施設など - ●精神保健福祉士 資格取得
精神科病院、心療内科クリニック、保健所、精神保健福祉センター、精神障害者生活訓練施設など
取得できる資格
- 高等学校教諭一種免許状
- 公認心理師(受験資格)
※卒業後、指定大学院への進学もしくは実務経験を要します - 精神保健福祉士(受験資格)
- 博物館学芸員
- グローカルプロジェクトマネジャー(GPM)
- 初級地域公共政策士
- 社会福祉主事任用資格
コースの学び方
心についての最も基本となる学問に触れ、これから積み上げていく専門性の土台を作ります。
心理学をビジネスや経営分野で応用するための基本的な知識を習得。同時に、自身が社会人となる意識も高めます。
さまざまな社会的な場面で、心理学的知識を実践的に活用してもらえるよう、対人関係やコミュニケーションに焦点を当てた心理学を修得します。
4年間で培った心理学の知識、ビジネス・経営心理コースでの学びを、自分自身の興味・関心、問題意識と結びつけて、卒業論文を作成します。
心についての最も基本となる学問に触れ、これから積み上げていく専門性の土台を作ります。
心理学をビジネスや経営分野で応用するための基本的な知識を習得。同時に、自身が社会人となる意識も高めます。
さまざまな社会的な場面で、心理学的知識を実践的に活用してもらえるよう、対人関係やコミュニケーションに焦点を当てた心理学を修得します。
4年間で培った心理学の知識、ビジネス・経営心理コースでの学びを、自分自身の興味・関心、問題意識と結びつけて、卒業論文を作成します。
コース推奨科目
専門基礎科目
- 法学概説
- 社会学概説
- メディア研究概論
- 経済学概説
- 司法・犯罪心理学
- 社会心理学概論
- 臨床心理学とキャリア構築
- 経済学概論
- 経営学概論
- 臨床心理学実践演習(ボディワーク)
- 臨床心理学実践演習(マインドフルネス)
- 臨床心理学実践演習(グループアプローチ2)
- 臨床心理学実践演習(カウンセリング3)
卒業論文(例)
- 成功体験と挑戦の動機づけについて
―リーダー経験という視点から― - チャンスに強い人はいるのか
―セイバー・メトリスク理論から検証― - 感受性の高さによる対人関係満足度について
―他者信頼度の観点から― - 自尊感情が自分自身を思いやる気持ちに及ぼす影響 ―セルフ・コンパッション瞑想の試み―
- オンライン上における自己呈示とOPENNESSについて
専門科目の担当教員
- 川畑 直人 教授
- 濱野 清志 教授
- 上田 紗津貴 助教
授業Pick up
対人社会心理学
社会、組織、集団のなかで
よりよい対人関係を築いていくために。
フロイトの精神分析の視点から、親子、恋愛、夫婦、職場など、さまざまな対人関係のあり方について分析。いじめやハラスメントなどの問題事象への理解と改善に向けた対策も学びます。
産業・組織心理学
産業界が抱える「効率性」「人間性」「こころ」の諸問題を考える。
こころを病む労働者が急増している現代。産業界の諸問題への認識を深めるとともに、職場ストレスの理解と対策や、産業界でのカウンセラーの役割などについて詳しく学びます。
内定者 Interview
「人と接する仕事」をキーワードに、業界を絞らずに就職先を探しました。
学びを深めるなかで「私は人と接することが得意なんだ」と自信が持てるようになりました。そこで就職活動でも、対人能力が活かせる営業職を中心にエントリーし、オフィス機器の販売会社に就職が決まりました。ただ販売するだけでなく顧客に寄り添って長いおつきあいができる営業職をめざそうと思います。
ビジネスと心理学をあわせて学び、対人関係が重要な就職先へ。
経営学に興味があったのでビジネスと心理学の組み合わせに惹かれて入学。その選択は正解だったと授業を受けて実感!
多様な分野の心理学を学びながら、ストリートダンスにも熱中。
1年次にはさまざまな分野の心理学について広く学習。なかでも印象に残っているのは「子ども心理学」。子ども特有の心理傾向と、同じ年代の友人や年長者とは違う関わり方を学ぶことができました。
また、入学後すぐにダンスサークルに入って勉強と両立。学園祭のステージでも仲間とダンスを披露し、達成感を得ることができました。
授業で交渉術について学び、ビジネスへの応用を考える。
ゼミの授業で交渉術がテーマに取り上げられました。ただ「うまく交渉するため」だけの話ではなく、なぜ人はそのように誘導されてしまうのかを心理学的に考える授業でした。「人にお願いをするときのコツは?」といった普段の生活でもすぐに使え、卒業後の仕事でも役立ちそうな内容がたくさんありました。
「共感性羞恥」という現象をゼミで取り上げて発表。
ゼミでは卒業研究への準備として各自が興味のあるテーマを調べて発表する授業があります。私は他人が失敗しているのを見ると自分まで恥ずかしく感じてしまう「共感性羞恥」を取り上げました。実は私にも思い当たるところがあり、心理学的に考えていくことが自分を知るきっかけになりました。
若い人の恋愛に多いという「かえる化現象」を研究。
「かえる化」とは、好きだった人が振り向いてくれたとたんに相手を気持ち悪く感じてしまう現象です。私にはまったく無縁のことでしたが、調べてみると同年代の女性に多いことが判明。インタビューを通じて男女の恋愛感情の違いと「かえる化」との関連を調べて卒業論文にまとめました。こうした学びを通じて培った人間の心理と行動への理解と関心を、営業職の仕事でも活かしていきたいと思います。
株式会社ACN 就職