学部・大学院

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総合社会学科
メディア・
社会心理コース

暮らしや社会、文化と人々の「こころ」の関わりを追究。
コミュニケーションや消費者心理、流行などについて学びます。

新聞・雑誌、テレビ、SNS、マンガ・アニメ、広告など、社会で情報がどのように伝えられているのか、どのような影響を与えているのかを学ぶ「メディア」分野と、日常生活における人の「行動・思考」の背景にある仕組み(こころ)を研究する「社会心理」分野の両方を学ぶことができます。

コースの特徴的な取り組み
人の行動や流行などの社会現象を客観的な視点で分析・追究!

人の行動や流行などの社会現象を客観的な視点で分析・追究!

社会での応用を視野に入れてメディアと社会心理学を実践的に学んでいます。講義に加え、SNSや広告の影響力の測定や、「推し活」などファン文化の研究をしたり、企業と連携して商品広報を企画する機会もあります。地元情報を雑誌や動画にして紹介するメディア制作では情報発信力を鍛えます。

社会心理学の視点から日常の疑問を探究するゼミが楽しいです。例えば、黒髪と金髪、ピアスの有無などの装いは、人にどのような印象を与えるのか。多様性を尊重するこれからの社会で個性の 表現はどう変化していくのか。興味のあるテーマを実験や調査などで明らかにしていく学びにわくわくしています。

コースでめざす人材像

現代社会の諸事情を社会心理学的な視点から分析する力、情報発信・表現するためのスキルや感性などを身につけた人材

コースで身につく力
  • 「人のこころと行動」と「メディアの影響」についての関連性を理解する力
  • メディアの影響を理解し、情報を発信・表現する力
  • 人の「こころ」と社会のつながりの影響について理解する力
コースの学び方

コース科目コースコアを中心に履修することで、コースの専門知識をより効率的に修得することができます。

1

メディアとは何か、社会心理とは何か?その基礎を学びます。

  • メディア研究概論コースコア
  • 社会心理学概論コースコア
  • コミュニケーションの心理コースコア
  • 色彩論
  • など

2

ファッション、広告、対人行動など、応用的テーマを学びます。

  • メディア研究法コースコア
  • 社会心理学研究法コースコア
  • 組織心理学
  • アパレル流行論
  • ポピュラー文化論
  • など

3

文化コンテンツや人々の心理に関する研究や制作を進めます。

  • 文化心理学
  • アートプロジェクト論
  • イベント企画論
  • など

4

学んだ知識や経験を活かして卒業論文を執筆します。

  • 卒業研究
内定者 Interview

「興味があること」をとことん学び、実践し、
「好きなこと」を仕事にすることができました。

ファッションに興味があり、メディアの情報発信やそれに影響を受ける人々の心理について学びたいと思って入学。

興味・関心の追究が自分を知るヒントに。

高校までの「決められた時間割」とは違い、自分の興味がある科目を選べることにとてもワクワクしました。「経営学」「アパレル流行論」「色彩論」など、授業選びの傾向から自分がどんなことに興味を惹かれるのかが見えてきて、自己分析を深める力になりました。

授業で学んだ知識をアルバイトで実践。

2年次からはアパレルショップでのアルバイトを始め、授業で学んだ消費者心理や色彩論などの知識を接客に活かすことができました。商品がよくても接客の相性が合わないと購入につながらないため、商品の特徴を伝えるだけでなく、会話のなかでお客様のニーズを汲み取って商品を提案するなど、消費者心理を考える力が実践に活かされました。

ファッションと色彩の流行と影響力について考察。

3年次のゼミでは「コロナ禍のマスクファッション」について考察しました。黒いマスクはコロナ禍以前は「恐い」などのネガティブなイメージが強くありましたが、コロナ禍を経て「かっこいい」といったポジティブな印象を持たれるようになりました。マスクが日常の必需品になったことで色やサイズの選択肢が広がり、人々の価値観も変わっていったことがとても興味深く感じました。卒業論文では、色彩効果をさらに追究し「男性アイドルの衣装の色彩効果」について卒業論文を作成しました。

大学での学びと経験を活かせる仕事と出会えました。

「自分の好きなこと」を仕事にしたいと思い、百貨店の美容部員の道を選びました。色彩や心理学の知識と販売の経験を活かして、一人でも多くのお客様を笑顔にしたいと思っています。

ジェイアール京都伊勢丹 就職

コース紹介ムービー
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