総合社会学科
観光・地域デザインコース
観光学と地域デザインを実践的に学び、
観光分野やまちづくり、行政などで活躍できる力を磨く。
観光のための環境整備は地域振興の重要なキーワードです。観光による集客を高めるだけでなく、地域の住民の暮らしや、地域文化や資源を維持・発展させていくことも大切です。「観光」と「地域」は一緒に考え、地域の活性化に貢献するための知識や実践力を磨きたい人にぴったりのコースです。
コースの特徴的な取り組み
「国内旅行業務取扱管理者」資格の対策講座が無料。
2023年度は5名合格!
「国内旅行業務取扱管理者」資格の対策講座が無料。
2023年度は5名合格!
観光業界で活かせる「国内旅行業務取扱管理者」資格の夏期対策講座を学内で受講できます。しかも、受講料は無料! 観光業界での実務経験を有する先生が丁寧に指導してくれて、何でも相談できるので安心。仲間と一緒に合格までモチベーションを維持できる環境が魅力です。2023年度は、左の5名が資格を取得しました。
フィールドワークを通して実践力や社会人基礎力が鍛られました。
フィールドワークを通して実践力や社会人基礎力が鍛られました。
ゼミでは「観光とまちづくり」「少子高齢化と買い物難民」などをテーマに、宇治、岐阜、三重、兵庫でフィールドワークを行いました。「下調べ→現地調査→まとめ・分析→発表」を4年間で何度も経験し、地域の方々との関わり方や、社会人として必要なマナーと実践力が鍛えられました。この力がすべての行動の基礎となり、他の授業や課外活動にも活かされました。
コースでめざす人材像
- 観光やまちづくりに貢献できる人
- 地域デザインに関する地域の課題を発見・解決するプロセスを描くことができる人材
コースで身につく力
- 観光やまちづくりの力になる新しい資源を見つける力
- 地域の魅力を伝えるイベントや企画をプロデュースする力
- さまざまな地域と人をつなぎ、コミュニケーションを創出する力
コースの学び方
コース科目コースコアを中心に履修することで、コースの専門知識をより効率的に修得することができます。
1年
地域活性化の多様な方法を考えるための基礎を培います。
- 観光学概論コースコア
- 地域デザイン概論コースコア
- 地域調査法コースコア
- 観光メディア・文化論コースコア
- など
2年
世界遺産やコンテンツツーリズムなど、観光の魅力を学びます。
- 観光ビジネス論コースコア
- コミュニティデザイン論コースコア
- 現代観光論
- 世界遺産論
- など
3年
地域や企業と連携し、地域活性化を実践的に学ぶ授業も。
- 音楽と癒し
- など
4年
学んだ知識や経験を活かして卒業論文を執筆します。
- 卒業研究
内定者 Interview
留学先で再発見した京都の魅力や奥深さを
一流のおもてなしで旅行者に伝えたい。
さまざまな国の人との交流や観光業に興味があり、在学中に交換留学することが大きな目標のひとつでした。
旅行者と地域住民の両方の視点で観光の魅力と課題を考察。
1年次のゼミでは、伏見の魅力を探索するフィールドワークに取り組みました。私のグループでは、地元の人に人気の湧き水に注目し、湧き水MAPと飲み比べレポートを作成。新しい視点で地域の魅力を発見できました。また「観光学概論」では、オーバーツーリズムやゴミ問題など、観光産業の課題について深く考えることができました。
自分を高める資格と語学の勉強に全力を注ぎました。
2年次には「国内旅行業務取扱管理者」資格取得に向けた勉強と、高校生の頃から独学で続けてきた韓国語の勉強に力を注ぎました。9月に韓国語能力試験TOPIKの2級を取得し、12月に留学の審査に合格! 入学時からの目標だった交換留学の夢を実現し、2年次の3月から3年次の1月まで韓国湖西大学校で語学と文化をとことん学ぶことができました。
留学先で日本を調べ、韓国語でプレゼンテーション!
留学先では、日本文化を韓国語でプレゼンテーションする課題があり、京都の歴史やお寺の装飾の意味など私自身も新しい発見がたくさんありました。「もっと伝えたい」という意欲が増して語学力もアップ! 帰国時にはビジネスレベルのTOPIK5級を取得でき、自信になりました。こうした経験のなかで、日本の魅力を海外の人に伝える仕事に就きたいと思うようになりました。
インターンシップで旅行業を経験し、自分に合っていると確信。
帰国後すぐに就職活動を開始。多くの旅行者に京都の魅力を伝えられるホテルの仕事を選びました。留学先で磨いた語学力や大学での経験を活かして心を込めたサービスを提供したいと思います。
ウェスティン都ホテル京都 就職