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建学の理念

本学は仏教の教えに建学の理念の基礎を置いています。仏教の開祖である仏陀は厳しい修行のすえに悟りを開いて自らの目的を達成しましたが、それを自分だけのものとせず、説法(自分の悟った真理を他者に説く)を通して他者の幸せに役立てて、またその他者が幸せになることを自らの幸せとされました。この仏陀の生き方を手本にして人格の完成を目指そうとする人を「菩薩」と呼びますが、菩薩は四つの誓い(四弘誓願)をたてなければなりません。即ち、

衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど):他者の幸せに貢献する
煩悩無数誓願断(ぼんのうむしゅうせいがんだん):己を厳しく律する
法門無尽誓願学(ほうもんむじんせいがんがく):何でも学びとる精神をもつ
仏道無上誓願成(ぶつどうむじょうせいがんじょう):必ず人格の完成を成し遂げる

という四つです。1は他者の幸福、2から4は自分の幸福に関わりますが、仏教では自分の幸福と他人の幸福とを別個のものとして考えられません。皆さんもこの4年間でしっかりと自己を鍛えて自分の目的を達成し、社会に出たらそれを他者の幸せに役立て、その他者の幸せを自分の幸せとすることが出来るような人間になってほしいという願いが、本学の建学の理念には込められています。われわれ教職員も仕事を通して自分の目的を達成し、そこで得られた成果を教育の場で還元し、そのことで学生の皆さんが智を深めていかれることを自分たちの喜びとしています。西洋の分析的思考の影響で、自分と他人とを分離し、両者の関係が希薄になりつつある現代、他者を通して自己を見つめ直すという仏教の教えを再認識したいものです。仏教の教えを建学の理念とする本学を巣立つ学生の皆さんが社会の様々な分野で「菩薩」として活躍されることを切に願っています。

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