京都文教によろしく!(10) 国際文化コースで世界とつながる。

ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

国際文化コースで
世界とつながるキーワード

キーワード1 アジアの文化と社会

日本のパートナーとしても重要なアジア地域を学びます。希望者は中国やインド、韓国などでフィールドワークに取り組むこともできます。

キーワード2 欧米の文化と社会

アメリカ、ヨーロッパの歴史や伝統だけでなく、流行やファッション、メディアや映像、音楽、アートなども研究テーマになります。

キーワード3 中東・アフリカの文化と社会

中東やアフリカ地域を専門とする教員が在籍していることも国際文化コースの特色です。教員が体験した現地の文化や暮らしなど、リアルな話を聞くこともできます。

キーワード4 日本の文化を知る

私たちが暮らすこの国の文化を理解し、外国の人にも伝えられることが国際人の条件。語学や情報発信のスキルも磨きます。

キーワード5 文化人類学

異文化の人々の暮らしに密着し、その暮らしや生業、文化・社会について研究する文化人類学は、本コースの基本となる学問です。

キーワード6 環境問題

アジアやアフリカについて学ぶ上で避けられない環境問題。環境社会学の知識も活かし、環境と調和した持続的発展の道を探ります。

キーワード7 国際協力

世界から貧困や紛争、差別をなくすために――。国際協力の現状や可能性、身近なところからできる国際貢献について学びます。

キーワード8 フィールドワーク

フィールドワークは、文化人類学の特徴的な手法です。相手の立場を尊重しながら、「話を聞き」「記録し」「考察する」ことで異文化理解につなげます。

キーワード9 JAPANブランドを発信

海外と日本の文化を融合させて地域の名産品を生み出すなど、互いの魅力を引き出し、発信していける人材を育成します。

Pick Up! フィールドワーク

海外や日本の文化を学ぶ、
フィールドワークに出かけよう!

ヨーロッパまたはタイでのフィールドワークを2年次に体験できます!
※実習先は変更になることがあります。

ヨーロッパ

パリ、アムステルダム、イスタンブールを訪ね、
国際都市から「街」を考える。

「街」をとおした都市研究。パリ、アムステルダム、イスタンブールの街路を歩き、広場(プラザ)で立ち止まってみる。マルシェやバザール(生活市場)を観察し、市場に展開するグローバル経済を見すえ、人・モノ・情報の移動に自らかかわる「国際人(コスモポリタン)」の育成をめざします。

タイ

山岳民族ツアーや有名仏教寺院観光、
現地のNGO活動などの現場からタイの今を学ぶ。

タイ北部のチェンマイを中心にさまざまな民族の文化に触れ、国境を越えて広がる多民族社会について学びます。タイの魅力が「観光」という形でどのように発信されているのか、また、ストリートチルドレンやHIV孤児といった社会が抱える問題と支援のあり方についてどう考えるかを、「観光」「生活」「支援」の現場から学びます。

他にも、これまでにさまざまな国・地域でフィールドワークを実施!

●エチオピア/ラリベラ ●インド/プリー、コルカタ ●中国/天津・北京・上海・杭州 ●アメリカ/サンフランシスコ、サンディエゴ ●岡山県倉敷市美観地区 ●石川県金沢市 ●岐阜県高山市 ●富山県南砺市 ●京都府京都市、宇治市 ●大阪府 ●兵庫県 ●奈良県 など

海外や日本の文化を学んだ経験を活かせる
日本語教師をめざそう!

言葉だけじゃない! 日本文化も伝える!日本文化・日本語教師養成プログラムがスタート!

日本語を母国語としない人々に、日本の文化と日本語を教える
確かな知識とスキルを備えた日本語教師を養成します。

グローバル化が進み、日本の企業が海外に進出するだけでなく、日本国内でも外国人を雇用することが多くなりました。現在、日本で働く外国人は100万人を超えています。保育所や幼稚園、小・中学校では、日本語を母語としない親を持つ子どもの数も増えてきています。また、政府は2020年までに留学の受け入れを30万人まで増やす方針を発表しています。職場でも教育現場でも、国際性を身につけ、どの国の人とも親しく接し、日本文化や日本をきちんと教えることができる人材が求められています。
このプログラムは、日本国内の日本語学校や世界をフィールドに日本語教師として活躍したい人、国際交流や観光に係る仕事がしたい人、多文化教育に関心がある人、グローバルな企業で仕事がしたい人などにもピッタリのプログラムです。

POINT1

日本語教師になるための
授業を正課で受けられる!

本学のカリキュラムには日本語教師養成に必要な科目が含まれており、コースの学びと合わせて無理なく受講できます。専門学校に通うと約70万円の受講料が必要ですが、本学なら0円※で受講できます。
(※教材費は別途必要です)

POINT2

中国や韓国の大学で
教育実習ができる!

本学が提携している海外の大学で、教育実習を行います。海外で日本語を教え、現地の学生と交流できる機会は、本プログラムの大きな魅力です。

POINT3

「日本語教育能力検定試験」の
合格をめざそう!

日本語教師認定資格の難関といわれる「日本語教育能力検定試験」の合格をめざします。検定試験の合格は、日本語教師としての仕事の幅を広げることにもつながります。

POINT4

専門学校と提携する課外講座も
低額で受講可能!

正課カリキュラムに加えて、日本語教育専門学校KECと連携し、日本語教師能力検定の対策講座や教育実習の補講など、専門学校の講座を京都文教生特別価格で受講できます。

POINT5

本学近隣の留学生と自主ゼミで
交流できる!

キャンパスのすぐ近くには、京都で学ぶ外国人留学生が100人以上暮らす寮があり、留学生に日本語を教える自主ゼミや、一緒に行うイベント企画を通して日常的に交流できます。

POINT6

地域の児童館や小・中学校との
連携で多文化共生の活動を実施!

「多文化共生」をテーマに、日本語を母語としない親をもつ子どもたちの学習支援や国際交流の企画を実施する機会も用意しています。

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  • コースの学びを動画でチェック!