こども教育学部
幼児教育コース
幼稚園教諭・保育士として、多様な領域で活躍できる
「子ども支援」のプロフェッショナルを育成。
幼稚園教諭一種免許状、保育士資格を取得できます。4年間を通じて保育所などでの現場で実践的に学べる機会も充実しています。子どもと保護者の気持ちを理解し、家庭や地域など子どもを取り巻く環境に深く関わりながらサポートできる保育者を育成します。
コースの学びと経験は、幅広い分野で活かすことができます。
例えば・・・
-
幼稚園・保育園で
進路の方向性
- ●幼稚園
認定こども園 - ●保育所保育士
公立保育所(公務員)、民間保育所 - ●児童福祉施設
乳児院、児童養護施設、児童厚生施設、
障がい児施設、児童家庭支援センター、児童館
- ●特別保育事業
子育て支援センター - ●教育業界
幼児教室など - ●家庭的保育事業
小規模保育所
- ●子ども関連業界
ファッション、アミューズメント - ●企業主導型保育事業
一般企業や医療施設の託児施設 - ●その他一般企業全般ほか
取得できる資格
- 幼稚園教諭一種免許状
- 保育士資格
- 社会福祉主事任用資格
- 博物館学芸員
- グローカルプロジェクトマネジャー(GPM)
- 初級地域公共政策士
コース推奨科目
現場実践力を養成
4年間を通して現場から学ぶ!
- 保育実習Ⅰ(保育所)
- 保育実習Ⅰ(施設)
- 保育実習Ⅱ
- 保育実習Ⅲ
- 教育実習(幼)
- 海外教育インターンシップ
- 保育インターンシップ
- 保育実習指導Ⅰ(保育所)
- 保育実習指導Ⅰ(施設)
- 保育実習指導Ⅱ
- 保育実習指導Ⅲ
- 教育実習事前事後指導(幼)
学内、学外での学びを往き来し、連携する教育
子ども一人ひとりとその家族に応じた支援ができる人材を養成
専門職としての力を身につける!
【専門的知識】
- 人権論
- 書く技法
- 保育原理
- 子ども家庭福祉
- 社会福祉原論A
- 健康科学
- 子どもと健康
- 子どもと人間関係
- 子どもと環境
- 子どもと表現
- 社会的養護Ⅰ
- 子どもの保健
- 子どもの食と栄養
- 子どもと言葉
- 保育内容総論
- 乳児保育Ⅰ
- 保育の計画と評価
- 子ども家庭支援論
- 障がい児保育
【専門的技能】
- 保育内容 環境
- 体育実技
- 遊びと育ち実践演習
- 器楽実践演習Ⅰ(入門)
- 造形実践演習
- 器楽実践演習Ⅱ(基本)
- イングリッシュスキル
- 保育内容 表現
- 社会的養護Ⅱ
- 保育内容 人間関係
- 保育内容 言葉
- 子どもの健康と安全
- 子育て支援
- 乳児保育Ⅱ
- 器楽実践演習Ⅲ(発展)
- 保育内容 健康
- 子ども体育
- 保育・教職実践演習(幼)
4年間継続されるゼミ学修等により、学び続ける力を身につける!
- 初年次演習
- こども教育基礎演習
- こども教育演習Ⅰ・Ⅱ
- こども教育探究Ⅰ・Ⅱ
- こども教育研究Ⅰ・Ⅱ
- 卒業論文
臨床教育学的素養を身につける!
【基礎知識】
【汎用的知識】
- 教育・保育のための子ども学
- 実践保育カンファレンス
- グローバル社会とこども
- 教育・保育現場実践ソーシャルワーク
- 教育・保育のための臨床心理学
- 発達臨床学
- 教育・保育のための心理学的支援の実際
- 教育・保育のための心理学的査定と観察法
- 教育と医学
授業Pick up
遊びと育ち実践演習
幼児の中心である「遊び」をマスターする。
子どもは「遊び」のなかに生きています。「身体遊び」「言葉遊び」「音楽遊び」「手遊び」「集団遊び」などの遊びの技を、実践演習のなかで徹底的に習熟し、遊び上手な保育者をめざします。
保育の心理学
乳幼児期の発達段階への理解を深める。
保育実践に必要な発達を捉える視点について学びます。乳幼児期の子どもの学びの過程や特性に関する基礎的な知識を習得し、保育における人との相互的関わりや体験、環境の意義を学びます。
子どもと表現
「音」と「音楽」で子どもの表現力を育む。
生活のなかの「音」への気づきを「音楽活動」へ発展させていく手法を体験的に学びます。イメージを膨らませ、感性を豊かにすることをめざし、子どもの素朴な表現を受けとめる素地を養います。
実践保育カンファレンス
一人ひとりに必要な支援のあり方を考える。
幼児教育の現場でさまざまな個別対応・個別配慮が必要だと思われる事例を想定し、幼児教育の現場や保育者の立場からの検討を演習的に試み、保育者としての実践力を養います。
ゼミナールPick up
ゼミナール/ 平野ゼミ
療育、発達、絵本など、幅広いテーマを追究しています。
論文を読んで要約するゼミの授業で、絵本が子どもの発達に果たす役割について考えました。友人の要約内容と比べることで他の人の考え方を知れたこともよかったです。これから卒業研究を進めながら、保育実習を経て進路を決めていきます。
ここが成長のポイント!
ゼミでは関心分野について「知るために行動する」ことを重視。体育館で子どもの遊びを企画・体験する子どもの居場所づくりも行いました。
ゼミナール/ 岡本ゼミ
自分の関心に沿って学びながら採用試験に向けてモチベーションを維持!
ゼミでは「どんな保育士・社会人になりたいか」を問い続けています。私は公立幼稚園の教員をめざして受験地域の過去問に取り組み、理想の教員像をイメージしてゼミで発表。「インプット」「アウトプット」をくり返し、採用試験のモチベーションを維持しています。
ここが成長のポイント!
健康は、子ども・家族・地域・自分にも関わるテーマです。また、ゼミでは、一人ひとりの進路を尊重し、サポートを行っています。
ゼミナール/ 本山ゼミ
ダンスや体操を通じて身体を使う保育の大切さを実感。
ゼミの授業で幼児期の子どもの身体の機能や多様性、そして重要性を認識できました。身体を使ったコミュニケーションの奥深さを知り、実際に仲間の前で身体を動かすことで自信もつきました。今後は手話もマスターしたいと思っています。
ここが成長のポイント!
自分のからだで体験したことを通して、子どものからだが「何を語っているか」を読み取る力をしっかり育てたいですね。
ゼミナール/ 藪ゼミ
子どもだけでなく、問題を抱えた保護者の支援方法を学びました。
いわゆる「モンスターペアレント」と呼ばれる保護者への対応に興味があり、子育てに問題を抱えている保護者を支援する「ペアレントトレーニング」について学びました。知識を活かして親子のより良い関係を築くサポートができる保育者になりたいです。
ここが成長のポイント!
子どもと保護者をしっかり支援できる保育者をめざして、児童養護施設での経験をふまえた実践的な知識を伝えています。
内定者 Interview
4年間で理想の保育者像を見つけることができました。
心理学の知識と保育を結び付けられる学びに魅力を感じて入学。自分が理想とする保育者像をつかむことが目標。
保育の現場やキャンパス内の施設で子どもと交流。
1年次の授業では、保育所を見学したり、キャンパス内にある子育て支援室「ぶんきょうにこにこルーム」で親子と交流する機会もたくさんありました。現場の空気に触れ、保育士の仕事のイメージがふくらみました。
保育士に必要な知識やスキルを身につける。
ピアノの演奏や弾き歌いに自信がなかったのですが、先生の丁寧な個別指導で上達できました。リズム遊びや手遊びについても授業でしっかり習得。保育士の基本を身につけ、自信も深められた2年次でした。
3・4年次の施設実習で自分が進む道が決まりました。
3年次の施設実習は、乳児院に行かせていただきました。思ったよりたくさんの子どもが施設で暮らしている現実に驚きました。4年次には、3歳から18歳くらいの子どもが暮らす児童養護施設へ。心に傷を負った子たちも多いなか、子どもたちに愛情を注いで献身的に働く職員さんたちの姿に感動。私も施設保育士として働く気持ちが固まりました。
実習先だった福祉施設に就職。臨床発達心理士の資格取得も目標。
親子ともにサポートできる保育士をめざして「愛着関係」を卒業研究のテーマに。就職後も勉強を続け、福祉の専門職資格を取得したいと思っています。
児童養護施設 積慶園 就職