臨床心理学部
医療・福祉心理コース
医療や福祉の現場で求められる「こころのケア」について深く学ぶ。
医療心理学、精神医学、障がい者心理学、福祉心理学など、医療・福祉に関わる領域を中心に、心理学を幅広く学びます。臨床心理士や精神保健福祉士として医療や福祉の現場で活躍する教員も多く、医療・福祉の現場を見学して学べる授業も充実しています。
コースの学びと経験は、幅広い分野で活かすことができます。
例えば・・・
進路の方向性
- ●医療・福祉・教育・産業・司法などの分野で専門職
公認心理師・臨床心理士 資格取得（大学院進学） - ●医療・福祉施設等
病院・児童養護施設、児童館、特別養護老人ホーム、
知的障害者厚生施設など - ●精神保健福祉士 資格取得
精神科病院、心療内科クリニック、保健所、精神保健福祉センター、精神障害者生活訓練施設など
- ●一般企業
人事、労務、商品企画、広報、宣伝、広告、販売など - ●公務員（心理職）
法務教官、矯正心理専門職、保護観察官、
家庭裁判所調査官、地方公務員（心理職・福祉職）
取得できる資格
- 高等学校教諭一種免許状
- 公認心理師（受験資格）
※卒業後、指定大学院への進学もしくは実務経験を要します - 精神保健福祉士（受験資格）
- 博物館学芸員
- グローカルプロジェクトマネジャー（GPM）
- 初級地域公共政策士
- 社会福祉主事任用資格
コースの学び方
心理学と臨床心理学の基礎を学びます。コースの学びの基礎として、幅広い知識や技術とともに、心理学的な感性を身につけます。
より専門的に医療領域における心理学を学びます。身体や精神の健康や病いについて理解し、支援する力を身につけます。
より専門的に福祉領域における心理学を学びます。身体や精神の幸福や障害について理解し、支援する力を身につけます。
身につけた臨床心理学的な知識や技術を活かし、各自のテーマで調査・実験・文献研究を行い、学びの集大成である卒業論文を執筆します。
心理学と臨床心理学の基礎を学びます。コースの学びの基礎として、幅広い知識や技術とともに、心理学的な感性を身につけます。
より専門的に医療領域における心理学を学びます。身体や精神の健康や病いについて理解し、支援する力を身につけます。
より専門的に福祉領域における心理学を学びます。身体や精神の幸福や障害について理解し、支援する力を身につけます。
身につけた臨床心理学的な知識や技術を活かし、各自のテーマで調査・実験・文献研究を行い、学びの集大成である卒業論文を執筆します。
その他のコース推奨科目
- 心理療法学
- 臨床心理学実践演習（芸術療法1）
- 臨床心理学実践演習（精神科診断学）
- 人体の構造と機能及び疾病
卒業論文（例）
- 小児がん患者の心理
―家族支援の観点も交えて― - 大学生の摂食行動傾向と神経性過食症関連パーソナリティの関連
- コロナ禍における大学生の死生観への影響
―新型コロナウイルスによる不安と恐怖との関連― - レジリエンスを高める要因の検討
―対人依存欲求と社会的自己制御に着目して― - 親からの期待が大学生の本来感及び主観的幸福感に与える影響
―過剰な外的適応行動との関連―
専門科目の担当教員
- 平尾 和之 教授
- 松田 真理子 教授
- 松田 美枝 准教授
- 二本柳 覚 講師
授業Pick up
健康・医療心理学
医療現場の心理療法の実際について学ぶ。
健康と医療に関する知識を深めるとともに、医療の現場で心理療法的アプローチがどのように活かされているのか、理解を深めます。
精神疾患とその治療
現代を生きる人々に身近な
精神疾患への理解を深める。
統合失調症、うつ病、摂食障害、発達障害、認知症など、さまざまな精神疾患を理解し支援するために、精神医学の基礎を身につけます。
内定者 Interview
ゼミでは臓器移植をテーマに卒業研究に取り組みました。
4年次のゼミでは臓器移植をテーマに卒業研究を行いました。臓器移植の意思表示についての学生の意見を知るために88人にアンケートを実施。その結果を分析し、臓器移植の意思表示をする人が少ない現状について考察しました。臨床心理学の知識を深めながら資格の勉強と就職も実現することができたと思います。
精神保健福祉士として精神科専門病院での勤務へ。
高校生のときから心理を学びたいという思いがあり、日本で唯一の臨床心理学部への進学を決めました。
2年次の授業はオンラインが中心。工夫を凝らした授業を受けました。
コロナ禍で始まったオンラインでの授業に最初は不安もありました。でも受講してみると、映像を配信できる機能を活かして福祉職で働く卒業生や大学の上級生の話をリアルタイムで聞ける授業などもあり、オンラインだからこそできる内容の濃い学習をすることができました。
精神科病院に併設された2か所の施設で実習を体験。
滋賀県にある精神科専門病院に併設された相談支援センターで相談業務を、コミュニティハウスで生活訓練の業務を体験しました。職員の方から細かなアドバイスをいただき、授業だけでは学べない支援のあり方について教わることができました。
精神科の専門病院で実習。外来対応や会議への出席も体験。
続いて精神科専門病院での病院実習も体験。職員の方について外来対応や病院業務を見学し、会議にも出席させていただきました。精神科のデイケアで利用者の方と交流する機会もあり、精神保健福祉士として働きたいという思いが強まりました。
資格取得のための勉強と就職活動に全力を集中。
4年次の2月にある精神保健福祉士の試験に向けて勉強に集中。並行して就職活動も行い、実習先でもあった精神科専門病院に就職が決まりました。
一般社団法人 水口病院 進学
