学部・大学院

大学院 臨床心理学研究科 教員紹介

秋田 巌 教授
博士前期課程
博士後期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

日本人の深層心理を知る上で最も大切なもののひとつとして「竹取物語」に取り組んでいる。そこには現代日本の諸問題を考える上でも参考とすべき実にさまざまな課題が隠されている。その中でも特に日本人のアニマイメージ、自我と世間の問題、自我と「神」との距離等に興味を持っている。
教員活動報告書

 

禹 鍾泰 教授
臨床心理学科長

博士前期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

深層心理と文化の問題を考えています。その結果を人間理解と心理臨床にいかに役立てるかを模索中です。その手段として象徴性のある物語、夢、箱庭といった領域に取り組んでいます。最近はオペラの分析に興味を持っており、その中の人間の内面を分析しています。
教員活動報告書

 

香川 克 教授
博士前期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

スクール・カウンセリングなど、学校現場や教育委員会の事業のお手伝いをしながら、中学校のメンタル・ヘルスについて実践・研究を深めています。子どもたちの成長に関すること、親子の問題、家族の問題について、心理臨床的な援助を通じてアプローチしています。
教員活動報告書

 

金山由美 教授
博士前期課程
博士後期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

人の内的世界の多様さに驚き、それをもっと知ることが自分にとって必要と思い、臨床心理の世界に入りました。近年は、そういった多様性のひとつとして“病”や“障害”と呼ばれるあり方に関心があります。個人や社会にとっての“病”や“障害”の意味について、心理臨床学の立場から研究し、具体的な援助の実践に繋げてゆきたいです。
教員活動報告書

 

川畑 直人 教授
博士前期課程
博士後期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

面接場面を二者心理学的にとらえる対人関係学派の中でも、最も二者心理学的な相互交流、すなわちオープンで透明なコミュニケーションをめざすサリヴァン派の精神分析を追究しています。また、対人関係論やシステム・心理力動論的な観点を、発達障害児に対するグループセラピー、非行少年や情緒障害児の施設処遇、企業に対する組織コンサルテーション、そして被災地における心理学的援助に活かす工夫をしています。
教員活動報告書

 

高石 浩一 教授
博士前期課程
博士後期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

日本文化に「個性化」をいかに持ち込むか、とりわけ均質化の高い社会構造への「わがままな個」の関与を、「個」の側から見ていくことです。要するに、わがままな自分を変えないで、世の中を渡って行くにはどうしたらいいんだろう・・・ということをナルシシズム、恥、インターネットなどを通して結構真面目に考えています。セクシャルマイノリティーにも興味の幅は広がっています。
教員活動報告書

 


博士前期課程
博士後期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

主な研究テーマは元型的心理学、無意識と身体性、心理療法における相互性です。現代人の深層心理について、描画や箱庭、夢などのイメージから研究をすすめています。心理臨床家の個性の問題、スーパーヴィジョンや教育分析の意味についても検討しています。
教員活動報告書

 

濱野清志 教授
臨床心理学部長
研究科長

博士前期課程
博士後期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

心理臨床の実践を基礎づけることのできる独立した学としての心理臨床学を確立する道を自分なりに模索しているところです。また、人のアイデンティティのあり方、とりわけ、個人個人をそれぞれ別々の存在としてとらえる自我の確立といった意味でのアイデンティティではなく、より人間相互の関わりに焦点を置いたトランスパーソナルな次元におけるアイデンティティについて「気」と「身体」という観点を軸に研究をしています。
教員活動報告書

 

平尾和之 教授
博士前期課程
博士後期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

人の心、生き方に興味があります。心理的視点(個別的、主観的視点)と医学・生物学的視点(普遍的、客観的視点)を重ねながら、心理臨床学と精神医学のつながりについて、臨床実践(臨床心理士と精神科医のコラボレーション)から学問的基礎(心理療法と脳科学のコラボレーション)にわたるレベルで、模索しています。また、心理臨床学と芸術・表現(とくに映画)のつながりについて、夢などのイメージを通して、研究しています。
教員活動報告書

 

松田真理子 教授
博士前期課程
博士後期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

健常者と統合失調症者の「ヌミノース体験(宗教体験)」の異同を検討することで、統合失調症者の心理療法に新しい視座を見出す試みを行っています。また思春期・青年期の「アットリスク精神状態群」の人々の精神病顕在発症予防を目指した心理療法の探索も行っています。そして「生きる意味」という原点に立ち返り、多層的な視点から物事を捉えていく柔軟性と真摯さを培うことをめざしています。
教員活動報告書

 

三林真弓 教授
博士前期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

現在の、そして将来の乳幼児とその親を取り巻く環境をより健やかなものにしたいと願い、子育て支援研究に取り組んでいます。本学の学部生、院生たちとともに行っている「ママさんサポーター」という子育て支援活動をとおして、臨床心理学がコミュニティに対し予防的に働きかける力を探究中です。
教員活動報告書 ママさんサポーターホームページ

 

森谷寛之 教授
博士前期課程
博士後期課程

● 現在取り組んでいるテーマ

研究の出発点はユングの言語連想検査です。学位論文はチック症状の心理療法とその症状の意味についての考察でした。また、芸術療法の経験を深める過程で、新しい技法を開発してきました。そのひとつが九分割統合絵画法です。これは家族画などいろいろな方面で利用されています。その後、1987年にコラージュ療法を思いつきました。この方法はとても応用範囲が広く、多くの人に利用されています。研究会を作り、研究を重ねてきています。
教員活動報告書

 

千秋佳世
心理臨床センター専任研究員

 

● 現在取り組んでいるテーマ

自我体験とは私という存在の不思議さ不確実さに気づき、それまで当然のものだった「私」や「世界」の自明性が揺るがされる体験です。その中からいかに新たな主体が立ち現れてくるのか、さらにはどうやって「他者」と出会うことができるか、臨床心理学的立場から考えています。そこから派生し、避けえない体験にいかに個人が向き合い、引き受けていくのかとうことも大きなテーマとして考えています。

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