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禅定静寂(ぜんじょうせいじゃく)
毎日の生活の中で時間がないがために急いでしまい、慌てたり焦ったりして、失敗してしまうことは多々あります。少し考えればわかる簡単なことも、忙しない気持ちのせいで気づかなかったり、余計に手間のかかる方法で作業をしていたり…。
なんでもそうですが、慌てている中でも思いつきをそのまま実行する前にじっくり考えてみることは、時間がないときにこそ大切なことなのかもしれません。
子育てということで考えてみると、時間に追われていると、つい子どもに「急いで!」「早く、早く!」と急かしてしまったりすることも多くなってしまいます。
もうすこし時間をかければ達成感や自信につながるのに、このような行動はやる気を摘んでしまうことにもなりかねません。また、途中経過も大切なのに、つい結果にばかり目が行ってしまうのも、気持ちに余裕がない状態のせいかもしれません。
行動に移す前にじっくり考え、世の中の動きにまき込まれず、しっかりと地に足のついた生活を心掛けていきましょう。
■2歳児
- ☆冬の自然現象に興味を持ち、戸外で遊ぼうとするが、自分で衣服の調節をすることが難しい。
- ☆友達と一緒に歌を歌ったり、身体を動かしたりして表現することを楽しむ。
■3歳児
- ☆寒さから室内での「ごっこ」遊びが中心になるが、戸外でおこる冬の自然現象に興味をもち、自分からかかわりをもとうとする。
- ☆友だちと一緒に歌をうたったり、身体を動かしたりして、表現することを楽しむ。
■4歳児
- ☆自分なりに感じたことをのびのびと表現したり、友達の動きや言葉を受け止めたりしながら、楽しく遊びをすすめていこうとする。
- ☆冬の自然に親しみ、かかわりを持つ中でいろいろな現象に気付く。
■5歳児
- ☆決まった仲間との遊びを楽しんでいるが、活動によっては、大きなグループで遊ぶことも増えてきている。
- ☆友だち同士で誘い合い、自主的に遊びをすすめ、その中で出てきたトラブルは仲間同士で解決しようとする姿が見られる。
- ☆氷や霜などの現象を見つけ、喜んで遊ぶ。
■2歳児
- ☆冬の自然に触れることを楽しむ。
- ☆簡単な言葉のやりとりをしながら、保育者や友達とごっこ遊びを楽しむ。
■3歳児
- ☆寒さに負けず、戸外で元気に遊ぶ中で、冬の自然(氷、雪、霜)に気づき、興味や関心をもつ。
- ☆保育者や友だちと一緒に言葉のやりとりや表現遊びを楽しむ。
■4歳児
- ☆クラスの友達と役割分担したり、協力したりしながら、同じ目的に向かって、喜んで活動する。
- ☆氷や霜などの身近な冬の自然にふれて、興味や関心を持つ。
■5歳児
- ☆グループやクラスの友だちと一緒に目的や見通しをもって、分担したり、認め合ったりしながら、遊びをすすめていく。
- ☆生活発表会を通して自主性、積極性、発表力を養う。
- ☆冬の自然現象に興味や関心をもち、見たり、考えたり試したりしていく。