※2020年4月より「こども教育学科 小学校教育コース」に改組

小学生の時の担任の先生に憧れ、小学校教員をめざしました。その夢をかなえ、現在は京都府の公立小学校で2年生の学級担任を務めています。大学では1年次から学校ボランティアに取り組み、4年間を通して生徒や現役の先生方と関わりながら学ぶことができました。ゼミでは社会科の教材や教授法を研究。京都・伏見の産業をフィールドワークで学ぶ授業などを考え、実際に自分たちで街を歩いて調査しました。こうした経験が、児童の視点に立って考える授業づくりの基礎になっています。担任として心がけていることは、毎日学級全員に声をかけること。それが児童たちの日々の成長や変化に気づく大切な鍵になると考えています。ときには叱ることもありますが、どんな日でも下校時には必ず笑顔で送り出します。大学で学んだ心理学が、子どもの意欲を伸ばす学級運営にも活かされています。

大学時代の思い出の1枚

ボランティアで訪れたサイパンの小学校の児童たち。言葉は通じなくても、心は通い合いました。