臨床心理学部
子ども・
青年心理コース
人格形成の重要な時期である乳幼児期から青年期の
こころの発達と行動について学ぶ。
乳幼児期から青年期の「こころの発達」は、人格形成や人間的成長に深く関わっています。スクールカウンセリングや子育て支援について学びたい人、映画・マンガなどのサブカルチャーとこころの関係を知りたい人、LGBTなどセクシャル・マイノリティについて理解を深めたい人などにおすすめのコースです。
コースの学びと経験は、幅広い分野で活かすことができます。
例えば・・・
進路の方向性
- ●一般企業
人事、労務、商品企画、広報、宣伝、広告、販売など - ●医療・福祉施設等
病院・児童養護施設、児童館、特別養護老人ホーム、知的障害者厚生施設など - ●公務員(心理職)
法務教官、矯正心理専門職、保護観察官、家庭裁判所調査官、地方公務員(心理職・福祉職)
- ●精神保健福祉士 資格取得
精神科病院、心療内科クリニック、保健所、精神保健福祉センター、精神障害者生活訓練施設など - ●公認心理師・臨床心理士 資格取得(大学院進学)
精神科病院、心療内科クリニック、保健所、精神保健医療・福祉・教育・産業・司法などの分野で専門職
取得できる資格
- 高等学校教諭一種免許状
- 公認心理師(受験資格)
※卒業後、指定大学院への進学もしくは実務経験を要します - 精神保健福祉士(受験資格)
- 博物館学芸員
- グローカルプロジェクトマネジャー(GPM)
- 初級地域公共政策士
- 社会福祉主事任用資格
コースの学び方
心理学、臨床心理学の基礎を実践的に学びます。コースの学びの基礎として、子ども・青年時代の感覚を呼び覚まします。
教育領域、学校現場で、例えばスクールカウンセラーがどのように働いているかなど、わかりやすく解説します。
より幅広く深い観点から、子どもや青年とは何か、どのように理解し触れ合うか、といった知識を深めます。
自分自身のうちにある「子ども・青年」と向き合い、各自の興味・関心に沿ったテーマで卒業論文作成をめざします。
心理学、臨床心理学の基礎を実践的に学びます。コースの学びの基礎として、子ども・青年時代の感覚を呼び覚まします。
教育領域、学校現場で、例えばスクールカウンセラーがどのように働いているかなど、わかりやすく解説します。
より幅広く深い観点から、子どもや青年とは何か、どのように理解し触れ合うか、といった知識を深めます。
自分自身のうちにある「子ども・青年」と向き合い、各自の興味・関心に沿ったテーマで卒業論文作成をめざします。
その他のコース推奨科目
- 発達臨床学
- セクシュアリティと心理臨床
- 臨床心理学実践演習(カウンセリング1・2)
- 臨床心理学実践演習(グループアプローチ1・3)
- 臨床心理学実践演習(芸術療法3)
- 心理療法学
卒業論文(例)
- 青年期における将来展望について
―「あなたが住みたいと思う理想の家」についての語りの特徴に着目して― - 青年期におけるきょうだいコンプレックスの変遷 ―2人姉妹から見る―
- 親の養育態度が大学生の承認欲求・空虚感に及ぼす影響
- 褒められた経験が学習意欲に与える影響
―Googleフォームを使用して― - 自尊感情の低さが親子関係と学校適応に及ぼす影響
―中学時代のスクールカーストを想起して―
専門科目の担当教員
- 香川 克 教授
- 高石 浩一 教授
- 長谷川 千紘 講師
- 鈴木 孝 助教
- 不破 早央里 助教
授業Pick up
青年の心理と行動
中学生から20代のこころ、身体、行動を臨床的観点から考察。
「青年期」という発達段階のこころと行動に注目。「子どもでなくなること」と「大人になること」の心理学的な意味や青年期後期のアイデンティティの構築などについて理解を深めます。
内定者 Interview
授業や課外活動で培った人間力が、私のこれからを支えてくれます。
多くの出会いに恵まれた4年間。授業で薬物依存症の方と交流したり、地域の親子と関わって学んだり、保育園のインターンシップで夢を見つけることもできました。学生広報チームでは、高校生との交流だけでなく、地域企業と大学生の交流会も企画しました。多様な経験が自分の未来を支える確かな力になると信じています。
大学で取得した資格を活かし、大阪市の社会福祉職に採用。
オープンキャンパスで先輩の姿に憧れて入学。当初はスクールカウンセラー志望で大学院への進学も考えていました。
学生広報チームでスタッフとして活動。
心理学の基礎を学びながら、今度は自分がこの大学の魅力を伝えたいと思い、学生広報チームで活動。オープンキャンパスなど、大勢の人前でもしっかりと話しができるようになり、それが就職活動でも大きな力になりました。
課外の活動に積極的に参加。
授業でも多くの出会いと交流が生まれました。
授業で薬物依存を経験した方のお話を聞き、依存や生き辛さの心理に関する調査を行いました。学生広報チームの活動では、地元企業の魅力を伝えるイベントを企画。多くの経験を積み、自分が社会で働くイメージをつかめるようになりました。
地域の親子との交流会やインターンシップを体験。
3年次には大学にある子育て支援施設で地域の親子と交流。またインターンシップでは、保育園で10日間の保育を体験しました。保育の現場は決して楽しいことばかりではないことを実感。現場の先生方からの細かなアドバイスで、大学の授業へとフィードバックできる多くの気づきを得ることができました。
培ったチャレンジ精神で、公務員試験に合格。
「社会福祉主事任用資格」の取得者を対象とした大阪市の福祉専門職の採用試験があることを知りチャレンジすることに。大学の就職進路課の方に細かいアドバイスをいただき、無事に合格できました。
大阪市(福祉専門職) 就職