研究支援に関する方針
京都文教大学は、建学の理念である「四弘誓願」の教えを基礎に、本学研究者の研究活動が安定的・持続的に円滑に行えるよう支援する。そのうえで、本学の学部を特色づける多様な先駆的課題の探究・解決、学術の発展に大きく寄与することが見込まれる研究に挑戦できるような研究環境づくりを推進する。
研究プロジェクトの企画推進や関連情報の収集、学内外から獲得した研究資金の適正な管理と執行、研究の透明性と信頼性を維持するための研究倫理等教育・啓発、研究成果の蓄積・管理と社会への還元、研究環境の整備等を多面的に推進・支援する。
上記を実現するため、研究支援に関する方針を以下に定める。
- 本学の研究基盤を強化するため、外部資金獲得支援体制を充実し、人材交流(学術交流、産学連携活動など)を活性化するべく様々な企画・取組・支援を組織的に行う。
- 学内においても競争的資金を設け、適切な配分を行うことで、教員の研究を活性化する。効率的な研究支援を行うため、申請手順等のシンプル化やサポートの迅速化および研究活動を支援する各種セミナー等の実施を丁寧に進めると共に、関連諸規程の整備に努め、研究者からのフィードバックを通じて、支援サービスの満足度を向上させる。
- 研究成果や研究活動内容の広報活動を活発に行い、またリポジトリ等の活用により研究データのオープンアクセスを適正に推進することで、社会への発信力の強化および地域への還元・活用を図り、本学の研究に対する社会的評価を向上させる。
- 研究倫理の維持・向上および研究活動における不正行為等防止を徹底するため、研究倫理に関する教育・啓発活動を強化し、全研究者の受講を促進すると共に、研究不正行為の防止に向けたモニタリング体制により、違反事例を発生させない。