
センター紹介
ごあいさつ
京都文教大学心理臨床センターは、社会に開かれた大学として、建学の理念「響き合うこころ 生かしあういのち」を実践し、地域に根ざした市民サービスを提供する場として開設された心理相談・研究機関です。コロナ禍によってオンラインツールを用いるメリットを世界中が学習した一方で、小学校・中学校・高等学校・大学など学生時代に行動制限を余儀なくされた若い世代の人々は対面でのコミュニケーションに困惑する人々も少なくありません。対人距離やコミュニケーションの取り方の変化によって社会の構造が大きく変わろうとしています。ITの興隆や急速なテクノロジーの進歩により利便性や即時性などの福音を享受すると同時に「時が熟すのを待つ力」や「あいまいな状態に耐える力」は急速に低下し、新たな課題と直面しているのが現状です。様々なこころの問題への対応は21世紀になってますますその重要性が高まってきました。一人一人のこころを大切にした地域社会の創生に向けて、私たちのセンターも積極的に関わっていきたいと考えています。
私たちのセンターでは、個人カウンセリング、子どものプレイセラピーをはじめとする心理臨床活動、発達検査をはじめとする心理検査、一般向け公開セミナーや援助専門家向けのワークショップ・セミナー等の教育・研究活動を通して皆様のお役に立てればと願っています。皆様の積極的なご利用をお待ちしています。
これからもご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
心理臨床センター所長 松田真理子
心理臨床センター<宇治こころの相談室>
臨床心理士の資格をもった教員と専任カウンセラーを中心とするスタッフによって運営される施設がキャンパス内にあります。センターでは一般向けの相談機関として個別カウンセリングを行うほか、一般向け公開セミナーやワークショップも展開。また臨床心理学研究科の大学院生の教育訓練及び研究機関も兼ねています。

センター内には、相談室に加えてプレイルーム、待合室が設けられています。
心理臨床センター<岡崎こころの相談室>
京都市の中心地ともいえる場所に、心理臨床センターの分室を設けています。京都市営地下鉄東西線・東山駅から徒歩3分の便利なロケーションです。
本学の心理臨床センターと同様、相談室とプレイルーム、待合室を設けています。

