こども教育学部
小学校教育コース
専門知識と現場実践を積み重ね学力を伸ばし、
子どもと保護者のこころに寄り添える小学校教員をめざす。
子どものこころを深く理解して教育を実践できる小学校教員を養成。4年間を通じた現場体験(学校インターンシップや実習)を重視し、教育者として必要な資質と能力を伸ばします。教育支援や子育て支援、障がい者支援などに携わり、子どもや保護者との関わりについて、教育の現場で実践的に学ぶ機会も豊富です。
コースの学びと経験は、幅広い分野で活かすことができます。
例えば・・・
-
学校で
進路の方向性
- 小学校教員
- 教職大学院
- その他教育機関
- 公務員
- その他一般企業全般 ほか
取得できる資格
- 小学校教諭一種免許状
- 社会福祉主事任用資格
- 博物館学芸員
- グローカルプロジェクトマネジャー(GPM)
- 初級地域公共政策士
コースの特徴
1年次から子どもと関わり、現場で学ぶ!
演習を重視した授業科目で
自信が身につく!
少人数教育で一人ひとりを
手厚くサポート!
小学校での勤務経験がある
教員が多数在籍!
コースの学び方
小学校教員をめざすうえで必要な教育の基本を段階的に学びます。
教育の現場で求められるコミュニケーション力を磨きます。
教育実習に臨み、「先生」として授業を行える力を培います。
教員採用試験に向けた対策と卒業論文の執筆に取り組みます。
小学校教員をめざすうえで必要な教育の基本を段階的に学びます。
教育の現場で求められるコミュニケーション力を磨きます。
教育実習に臨み、「先生」として授業を行える力を培います。
教員採用試験に向けた対策と卒業論文の執筆に取り組みます。
コース推奨科目
現場実践力を養成
4年間を通して現場から学ぶ!
学内、学外での学びを往き来し、連携する教育
子ども一人ひとりとその家族に応じた支援ができる人材を養成
専門職としての力を身につける!
【専門的知識】
【専門的技能】
- 生涯スポーツ
- 小中英語科教育法
- 総合的な学習の時間の指導法
- イングリッシュスキル
- 初等教科教育法(家庭)
- 初等教科教育法(体育)
- 初等教科教育法(国語)
- 小中社会科教育法
- 初等教科教育法(算数)
- 初等教科教育法(理科)
- 初等教科教育法(生活)
- 初等教科教育法(音楽)
- 初等教科教育法(図画工作)
- 特別活動と進路の指導法
- 器楽実践演習Ⅲ(発展)
- 教職実践演習(小)
4年間継続されるゼミ学修等により、学び続ける力を身につける!
臨床教育学的素養を身につける!
【基礎知識】
- 子ども家庭福祉
- 心身の発達と学習過程
- 保育の心理学
- 発達障害への支援
- 教育相談の理論と方法
- 特別支援教育概論
- 生徒指導の理論と方法
【汎用的知識】
- 教育・保育のための子ども学
- 教育・保育のための臨床心理学
- 教育・保育のための心理学的支援の実際
- 教育・保育のための心理学的査定と観察法
授業Pick up
「現場」でしかわからない発見がいっぱい!
小学校に週1回通い、支援が必要なクラスのサポートをしています。さまざまな学年・クラスを見るなかで、勉強がわからない、話したくてじっとしていられないなど、児童が抱える「困り事」が一人ひとり違うことを実感。状況を観察し、子どもがどんな気持ちなのかを考え、寄り添う力が鍛えられました。
子どもの立場で考える授業づくりに挑戦。
小学3年生の国語を想定して、一番好きな絵本を紹介する授業の教材づくりに取り組みました。子どもの立場に立って絵本を紹介する冊子をまとめていくなかで、わかりやすい説明方法や主体的な学びを促す声掛けなどをイメージでき、この経験を学校インターンシップでも活かすことができました。
総合的な学習の時間の指導法(小)
子どもの自発的な学びを促す授業を考える。
教育課程の中における「総合的な学習の時間」の位置づけを理解するとともに、どのような学習活動を行うのかを体験します。学びと経験をもとに、指導計画を考える力を磨きます。
こども教育学基礎演習
初等教育に必要な基本的な素養を身につける。
NIE(Newspaper in Education)を通して教育時事問題について議論を深めるとともに、学校現場を訪問し現場体験を学びにつなげます。
ゼミナールPick up
ゼミナール/橋本ゼミ
社会科教育および総合的な学習の時間
小学校の社会科の授業の専門性を高めるために、地域の子どもの校外学習を実施するなど、地域と連携した実践的なプログラムを導入。また、海外の大学とのオンライン交流を通してグローバル教育の素地を養います。
メディアリテラシーや戦争学習などさまざまなテーマでディスカッションし、社会を多角的に見ることの大切さを実感。
商店街で模擬社会科見学に取り組み、「子どもたちが何を見つけるか」「教員としてどう気づかせるか」を体感して学びました。
カナダの大学生と交流する機会があり、英語で宇治を案内。社会科教育の視点を活かし、地域を見る楽しさを伝えました。
小学校教員免許と中学校教員免許(社会)の両方を取得して社会科に強い先生になることが目標です。
ゼミナール/鵜飼ゼミ
国語科教育「ことば」「言語」「ウェルビーイング」
国語科教育で大切なのは「言葉の力」を身につけることです。それを教員として授業で実現できるよう、学生自身が課題意識を持って調べ、根拠を持って自分の考えを伝えることに何度も取り組み「言語化力」を磨きます。
子どもは親や家庭から最初の「ことば」を学ぶなど、言語習得のステップについて調べ、理解を深めました。
指導要領の「主体的で対話的で深い学び」を考察。数値で測れない「深い学び」こそ、言葉や表現など国語の力を活かせる領域だと気づきました。
日本人と海外の人々の幸福感を比較しレポートを作成。根拠や自分の考え方の表現方法など「言葉の力」の大切さを実感しました。
思いを情熱的に伝える、事実を論理的に伝えるなど、国語の楽しさを伝えられる教員になりたいです。
内定者 Interview
4年間を通して小学校の「現場」で学び、
京都市の小学校教員になる夢を実現!
小学校の現場で実践的に学べる環境に惹かれて入学。
知識と実践力を備えた小学校教員をめざして勉強を開始!
大学で知識を積み重ね、小学校で実践力を磨きました。
1年次の秋から「学校インターンシップ」が始まり、通常の授業と並行して週1回、小学校の現場で学びました。1年次には特別支援教室を担当し、言葉以外にも「指さし」や表情など一人ひとりの個性に合ったコミュニケーションがあることを学びました。2年次には別の小学校で主に3年生の学習支援を担当。先生の授業の進め方や集中できない子どもへの対応方法などを観察し、子どもの気持ちに寄り添う指導を学ぶことができました。
模擬授業や教材研究の努力が教育実習に活かされました。
3年次からはゼミで模擬授業に取り組み、教材研究にも力を注ぎました。3年次の秋にはインターンシップ先の小学校で教育実習に挑戦。4年生を担当し、国語の授業ではオリジナルの慣用句辞典を作るグループワークを行いました。授業時間が終わっても子どもたちが「もっとやりたい!」と言ってくれたのがとてもうれしく、やりがいを感じました。
教員採用試験対策講座も個別指導もすべて無料で安心、丁寧!
3年次の1月からは「教職・保育福祉職サポートセン ター」の教員採用試験対策講座を受講。4年次からは、小論文を毎日書いて添削してもらい、模擬面接も週4日、毎朝1時間指導していただきました。 夢をめざす熱意を先生方が全力で応援してくださったことで最後まで頑張ることができ、9月に京都 市の教員採用試験に合格することができました。
学びのすべてが小学校教員として成長していく力になります。
4年次も学校インターンシップを継続し、卒業論文は 「協働的な学びを通じて全ての子どもの可能性を引き出す理科授業」をテーマに作成。学んだ知識と実践力、 深い考察力を教員として活かしていきたいと思います。
京都市教育委員会 小学校教員 就職