総合社会学科
公務員コース
法学、政治学、社会学の視点から、「より良い社会」と「政策」の
立案・実行のあり方について学びます。
社会の問題・課題を発見・分析し、解決策としての「政策」を考える力を磨きます。政治学、法学、社会学、公共哲学などさまざまな視点からアプローチします。多角的な視点から組織や社会をよりよい方向に進めるための政策を立案・検討することに興味がある人にぴったりのコースです。
コースの特徴的な取り組み
公務員をめざすうえで大切な知識と経験の両方を学べます。
公務員をめざすうえで大切な知識と経験の両方を学べます。
「社会学概論」「法学概論」「民法」などコースの主要科目が公務員試験対策につながるので、課外活動とも両立して夢をめざすことができます。課外講座では、公務員として活躍している卒業生に大学での学び方や仕事のやりがいについてお話を聞く機会もあり、将来の方向性を考えるうえでもとても参考になりますよ。
座学と現場実践の両方をバランスよく学べる環境も充実! 実践型の授業では行政への政策提案を、ゼミでは地域イベントの参画にも取り組むことができます。私はリサイクル資源を活用した楽器作りワークショップを企画し、地域の親子との交流を通して「より良いまちづくりと子育て」について深く考えることができました。
コースでめざす人材像
- 戦略的に思考できる人材
- PDCA※サイクルで継続的に課題解決に取り組める人材
※計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)
コースで身につく力
- 法学、政治学、社会学の視点から社会を見る力
- 社会にある課題について政策の視点から解決策を考える力
- 国の公共的な政策から地域のコミュニティや個人まで、さまざまな規模の方策を考える力
コースの学び方
コース科目コースコアを中心に履修することで、コースの専門知識をより効率的に修得することができます。
1年
法律学、政治学、社会学の基礎的な知識を培います。
- 法学概論コースコア
- 社会学概論コースコア
- 現代史コースコア
- 日本政治論コースコア
- など
2年
多彩な科目で幅広い分野に視野を広げ、課題発見・解決の力を磨きます。
- 公共哲学コースコア
- 民法A・B
- など
3年
卒業後の進路を見据え、本格的に試験対策に取り組みます。
- 公共政策コースコア
- 民法C
- など
4年
学んだ知識や経験を活かして卒業論文を執筆します。
- 卒業研究
内定者 Interview
地域の「現場」に関わって学び続けた経験を
京都の中小企業を支える仕事に活かしたい。
高校の生徒会で地域課題の政策提言に取り組んだのが楽しく、大学でもっと挑戦したいと考えていました。
山城エリアの行政機関で過疎化対策の観光プランを提案。
2年次の春に「地域キャリア実習」を履修。京都府南部15市町村の地域振興に取り組む「京都府山城広域振興局」で過疎地域の現状と課題について学び、観光資源を活かした過疎化対策の提案を行いました。現地を見て、行政の方や地域住民の方にお話を聞いたことで、より良い暮らしのあり方について深く考えることができました。
地域キャリア実習の経験を次の学びに活かす!
2年次の秋に政策提案型の授業を履修。2025年にアウトレットが完成する城陽市の「関係人口」の拡大や、豊かな自然環境で育まれる地場野菜・果物の直売所を設けて地元の豊かな暮らしをアピールするなど、定住人口を増やすことをめざした政策を提案することができました。
ゼミで新たな政策提案に挑戦し、課外活動でも地域に貢献!
3年次のゼミでは、他大学と合同のプレゼン大会に挑戦。「過疎地域の交通課題への政策提案」をテーマに宇治市での「デマンド交通」の成功事例の分析と他地域への活用を論文にまとめました。また、課外活動では「KminK」の副代表として久御山町のお祭りに出展。初めてのことばかりでとても大変でしたが、やりきった達成感は格別でした。
「地域」で学んだ経験を活かし、中小企業を支えたい!
自分の可能性を伸ばし続けることを目標に、学内で開催された「ファシリテーション研修会」や「京都の中小企業と学生の交流会」に参加。地域の企業を支えたいという思いを実現できる企業に出会い、福祉事業財団への就職を決めました。
公益財団法人 日本中小企業福祉事業財団(日本フルハップ) 就職