食物栄養学科は2023年4月よりライフデザイン総合学科栄養士コースになります。
この道を選んだきっかけ。
中学から高校まで、ダブルダッチの日本代表選手をしていました。世界大会で外国に行くことが多かったのですが、慣れない海外の食事で体調を崩してしまう選手がいて。本当なら結果を出せるのに出せない選手をそばで見ていて悔しかったんです。そういう状況を自分が変えられたらいいなと思い、栄養士を目指したいと思うようになりました。京都で学校を探して文短のオープンキャンパスに来た時に、先生方とお話しして、ここで学びたいなと思い、文短に来ることを決めました。
食物栄養学科が面白いと思うところは?
忙しくて大変なことも多いですが、いろいろな授業を受けられる楽しさがあります。ライフステージ栄養学実習は、対象者様を決めて、例えばアレルギーがある方で一般的な醤油が使えない場合は、小麦不使用の醤油に置き換えて、いかに味を変えずに同様の食事を提供できるかを考えたりと、とても興味深かったです。苦手な授業も友達同士で教え合ったり、先生方が授業外でも手厚く教えてくださったりして安心です。今は栄養士だけでなく健康や運動に関する資格の勉強も頑張っています!
授業や実習で思い出に残っているエピソードは?
社会人力を高めるためのマナー・コミュニケーションの授業が印象に残っています。人のコミュニケーションスタイルを4つに分類して、それぞれのコミュニケーションスタイルの特徴と接し方を学びました。もちろんすべての人に当てはまることではないので、あくまでも目安としての分類ですが、何となく分かっておくことでコミュニケーションが円滑に取れるようになる。この授業を受けたことをやってみると、実際に人との接し方が変わって、友達との関係が良くなったり交友関係が広がりました。普段の生活にも役立つ好きな授業でした。
文短ってどんなところ?
先生との距離が近いです。授業以外でも先生から気さくに喋りかけてくれて、寄り添ってくださいます。勉強が大変だなと思う時もありますが、自分達の将来のことを真剣に思って言ってくださっているのが伝わるんです。オープンキャンパスで出会った先生方もそうでした。学校のことではなく、私のことを考えて進路を提案してくださったり。勉強はもちろん社会に出た時に困らないような知識を教えてくださるので、とてもありがたいです。
社会に出て楽しみなことは?
世界の舞台で戦うスポーツ選手を栄養の面からサポートするという夢を叶えたいです。選手にとって食事を制限したり管理したりすることはとても大変ですが、相手の気持ちに寄り添って栄養とメンタルの両方を支えられるような人になりたい。就職進路課で教えてもらいながら就活をスタートしたところですが、どれだけ大変でも、そこでやり遂げたい、頑張りたいと思えるような理由が見つけられる場所で働きたいと思っています。