07

同じ志を持つ仲間とともに。
自分の気持ちを信じて進む。

幼児教育学科
浅田弥音
Early Childhood
Education
01

この道を選んだきっかけ。

「就職率100%」「多彩な資格」が、保育者への決意を後押し。

中高生の頃から、子どもと関わる仕事をしたい、保育者になりたいという気持ちがありました。ただ、本当にこの道で良いのか、どの大学に行けばいいのか、進路の選択は悩みや不安でいっぱいでした。地元の滋賀や京都で複数の大学のオープンキャンパスに行った中で、文短の先生や学生達の明るい雰囲気に惹かれました。「就職率100%」という数字や、幼稚園教諭二種免許と保育士資格以外にもさまざまな資格が取得できる点が後押しになり、文短で保育者を目指して頑張ってみようと決意しました。

02

幼児教育学科が面白いと思うところは?

絵本の読み聞かせやピアノなど、ゼロからスキルを習得できる。

座学だけでなく、実践型の授業が多いです。認定絵本士の資格を取得できる授業では、絵本の持ち方を知ることから絵本コーナーの企画、大型絵本の読み聞かせを専門家の方々に向けて発表するなどを行い、深い知識や現場で実践できる技術を得ることができました。また私は、文短に入学するまでピアノの経験がありませんでしたが、個別指導や練習室での自主レッスンを重ねて弾けるようになりました。ゼロからスキルを身につけられたことは一つの自信に繋がりました。

03

授業や実習で思い出に残っているエピソードは?

個人の尊重や成長。現場で改めて気づく、子どもとの関わり方。

幼稚園の実習で印象的だったことは、子どもたちの呼び方です。実習先の園では人権やジェンダーの観点から「さん」付けで呼ぶことが徹底されており、個人の尊重について、より意識的に考えるようになりました。保育園の実習では、0歳から5歳までの成長に合わせた関わり方の難しさを身をもって感じました。実習が運動会の時期だったので、ダンスやマーチングなどの練習の成果を本番で発揮する子どもたちの成長を目の当たりにしたことも貴重な体験でした。

04

文短ってどんなところ?

同じ志を持つ仲間、寄り添ってくれる先生と、みんなで頑張れる。

真面目で保育への意識が高い同じ志を持つ仲間と、夢に向かって一緒に頑張れる環境です。授業も実習も「みんなが頑張っているから自分も頑張ろう!」とモチベーションを上げて、乗り越えることができました。また、先生方は常に学生に寄り添ってくださる方たちばかりです。授業や就職活動だけでなく、私が悩んでいた時に先生の方から気づいて声をかけてくれ、話を聞いてくださいました。保育者を目指し続けられたのは、仲間や先生の存在が大きいです。

05

社会に出て楽しみなことは?

子どもの主体性を引き出せる保育者になりたい。

春から滋賀の認定こども園で保育者として働くことになりました。園が大切にしている「子どもの主体性を引き出すための保育」に深く共感したことが一番の決め手でした。採用選考にあった絵本の読み聞かせの実技試験では、認定絵本士の資格取得で学んだことを最大限に発揮することができました。今後は実務で絵本やピアノなど文短で身につけたスキルや実習での経験を活かしながら、子ども一人ひとりの意思や能力を引き出して伸ばしていける保育者になりたいです。

進路を考える
高校生へのメッセージ

文短に入学して良かった。
自分の気持ちを信じて。

私は進路を決める時とても悩みました。「本当にこれで良かったのかな」「ピアノ弾けないけどどうしよう」と不安な気持ちでいっぱいでした。ですが文短に入って、保育者を目指して鼓舞しあえる仲間や支えてくださる先生に出会い、前向きな気持ちに変えることができました。前向きに取り組むことで、さまざまなことができるようになりました。皆さんも、不安があっても自分がやりたいと思ったことを全力でやってみてほしいです。文短に入学して保育者を目指して良かったと、心から思っています。