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コロナで変わった人生。
決断の先に見つけた、
新しい出会い。

ライフデザイン総合学科
栄養士コース
浅田安祐美
Nutritionist
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この道を選んだきっかけ。

コロナで諦めた海外留学。新たに見つけた栄養士の道。

高校卒業後語学学校に1年間通い、2020年6月から海外留学を予定していたのですが、コロナ禍で行けなくなってしまいました。この先の進路に悩んでいた時、親友が栄養士の道を進んだことを知りました。親友も私も貧血体質で、自分で体の調子をコントロールできたらいいなという思いで、私も栄養士を志すようになりました。ブランクがある分、早く社会人になりたかったので、京都の短大で唯一栄養士の資格が取れる文短を受験しました。

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食物栄養学科が面白いと思うところは?

実生活にも役に立つ、さまざまなアプローチの調理実習。

調理実習の回数が多く、それも同じような方向からではなくて、いろいろな視点からアプローチする実習が多いのが面白いです。例えば高血圧の患者さんの栄養指導をするとしたらどういったメニューを提供するかや、離乳食を試食して歯がない赤ちゃんにとってこの硬さは良いのかどうかなど、ただ料理を作るだけではなく、対象者様、作り方、根拠など細かいところまで追求します。自分や家族の実生活でも役に立つ内容だと思いました。

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授業や実習で思い出に残っているエピソードは?

専門知識プラス社会人力。栄養士も職場に合わせた働き方を。

栄養士校外実習に行く前に、授業でマナー講習を受けます。実際に百貨店の社員食堂に実習に行ったところ、接客マナー、歩き方、お客様の目に触れる場所を歩く時のカバンの持ち方など、百貨店ならではの研修を受け、栄養士は専門知識だけでなく、それぞれの業界や職場に合わせて働いていくことの大切さを実感しました。普段の授業は、高校の時から理系科目が苦手だったのでついていけるか不安でしたが、あまり困りませんでした。補習もやってくださるので、私のように苦手な人でもついていけます!

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文短ってどんなところ?

学業も人間関係も、充実した濃い2年間を過ごせました。

同じ興味や目標を持った人が集まり、毎日お互い励まし合って頑張れる環境なので、仲は深まりやすいと思います。先生方には手厚く勉強や就職のサポートをしていただけるほか、気軽にプライベートの相談もしてもらえました。先生方は私たちが社会に出た時のことを考えて丁寧に指導もしてくださり、とても勉強になりました。清掃スタッフの方とも距離が近いところも魅力です。学校は常に掃除が行き届いていて綺麗でした。友達や学校に支えられて、学業も人間関係も濃い2年間を送ることができました。

浅田さんの1日の過ごし方

  • 08:00
    起床
  • 09:00 – 09:40
    通学
  • 09:45 – 12:10
    授業
  • 12:10 – 13:00
    昼食・昼休み
  • 13:00 – 16:10
    授業
  • 16:10 – 17:00
    課題・自習など
  • 17:00 – 20:30
    部活
  • 20:45 – 21:20
    帰宅
  • 21:30 – 22:00
    夕食
  • 22:00 – 23:00
    自由時間・課題
  • 23:00 – 24:00
    寝る準備
  • 24:00
    就寝
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社会に出て楽しみなことは?

人と社風に惹かれた会社に就職。新しいことに挑戦していきたい。

通信事業やHR事業などさまざまな事業を手がけている会社に就職します。就職活動中、栄養士の仕事はいろいろな分野に活かせるからこそ、やりたいことが絞りきれずに悩んでいました。そんな時にこの会社を見つけて、社長や社員の方とお話してみると、自分と考え方が共通する部分が多くて。この方たちと働きたいと思って、職種というより人と社風で選びました。健康に関する新事業立ち上げも考えているとのことなので、その時はぜひ栄養士の知識を活かして活躍したいと思っています。

進路を考える
高校生へのメッセージ

勇気を持って一歩踏み出せば、
たくさんの出会いが待っている。

私自身、コロナで留学ができなくなり、文短に入学したのは大きな分岐点でした。新しい環境に進む決断をするのは勇気が要りますが、少しでもやりたいことや興味があれば一歩踏み出してみてほしいです。一歩踏み出した先に、相談できる先生方や励まし合える友達、新しい出会いの数々が待っています。そして文短で得た知識や経験が、自分らしい人生を進むきっかけになります。私がそうでした!みなさんもぜひ、文短で充実した学生生活を送って下さい!